様々なサービスをつないで簡単に自動化できるサービスIFTTT(イフト)の使い方

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普段の生活ではコミュニケーションからタスク管理まで日々様々なツールやサービスを使っていると思います。Slack、LINE、Facebook、twitter、Instagram、Googleカレンダー、Trello、YouTube、siri etc. これらのサービスを連携させて自動的に通知を受けたり動作をさせたらより便利に生産的に仕事を行うことができます。IFTTT(イフト)はまさに各サービスをつないで、自動で操作をすることがより簡単にできるツールです。

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IFTTT(イフト)とは

IFTTTは「IF This Then That」の頭文字をとっています。IF(もし)This(これ)then(ならば)That(こうする)という意味です。

IFTTTを使うことで様々なツールを接続し、ノーコードで自動化することができます。例えば、「Amazonエコーにこの言葉を言ったらGoogleカレンダーに予定を入れる」とか「twitterでフォロワーが増えたらSlackで通知する」とか「YouTubeでお気に入りの曲をSpotifyで聴けるようにする」といったことが実現できます。加えて、IFTTTの設定にプログラミングの知識は一切必要なく、直感的な操作で数クリックでこれらの設定ができます。

IFTTT(イフト)で連携できる主なサービス

IFTTTでは多くのサービスが連携できます。簡単にあげると、Facebook、Instagram、twitter、YouTube、LINE、Slack、Amazon Echo 、Siri、Samsung、Medium、Salesforce、Dropbox、Googleドキュメント、BMW labs、GitHub、Gmail、Square、Android、Uberなど私たちが生活で使う可能性のあるほとんど多くのサービスをつなぐことができます。

ジャンル分けすると以下のようなカテゴリで使えます(一部抜粋)

  • コミュニケーション
  • デバイス、OS
  • カレンダー
  • スケジュール/タスク管理
  • 音声アシスタント
  • ライフスタイル(音楽、旅行、移動 etc.)
  • IoTデバイス(スマート家電 etc.)
  • ニュース
  • ナビゲーション(自動車)

ほとんど全ての身の回りのサービスと連携ができるということで、かなりの近未来感がありますね!

IFTTTと同じようなサービスにZpier(ザピアー)があります。興味ある方は以下の記事をご参照ください。

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IFTTT(イフト)登録方法

それではIFTTTの登録方法を紹介します。IFTTTのサイトは英語ですが、直感的なのでわかりやすいかと思います。

IFTTT公式サイト

Eメール、Googleアカウント、Facebookアカウントで登録ができます。よく使うサービスを3つ選んでくれ。とリクエストがあります。よく使うサービスアイコンを3つ選択し、「continue」をクリックします。

IFTTTで自動化する小さなプログラムのことを「applet(アプレット)」と表現しています。appletは以下のようにカードのようになっていて数クリックで接続することができます。いくつか例を出しながら触って見ましょう。

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twitterでフォロワーが増えたらSlackに通知をする

「Notify of new Twitter followers in Slack」はその名の通り、新しいフォロワーの通知をSlackで行うというappletです。数クリックで設定できるので試して見ましょう。「Turn on」をクリックします。

次にtwitterとSlackのそれぞれのアカウントにログインをします。ひたすらOKをクリックしていると順々に各サービスとの連携許可画面になっていきます。全て「連携する」を選択するだけです。最後にどのSlackチャンネルに通知するかを選んで終了です。

以上で連携は完了です。かなり簡単ですよね。実際にワークしているか確認するには、IFTTTのマイページの「My applets」を確認してみます。実際にフォロワーが増えるとIFTTTのBOTから以下のように連絡がきます。

翌日の天気予報をSlackチャンネルに投稿する

こちらのappletは決まった時間に翌日の天気予報をSlackチャンネルに投稿することができます。

 

どの時間に、どのエリアの天気予報を投稿するかを選択します。

その後ポストするチャンネルを指定するだけで完了です。今回はSlackを例にしていますが、通知場所をLINEにしたり、Googleカレンダーにしたりはappletごとに選ぶことが可能です。

メールの添付ファイルを自動的にGoogleドライブに格納する

Gmailなどと連携すれば、メールできた添付資料をそのまま指定したGoogleドライブのフォルダに格納するということができます。メール連携、(指定があれば)フォルダといった簡単な設定でアクティベートすることができます。

Appletの探し方

いきなりどういう連携ができるのかを想像することは難しいと思います。メインページでは、あなたにオススメのAppletというかたちで人気があり、かつあなたの希望に近いものを一覧で見ることができます。あるいは、上部の検索窓で連携できないかなーと考えているサービスを検索してみると近いトピックスが一気に確認できます。

自分が設定したAppletを確認する

自分が設定したAppletを確認するためには、上部メインヘッダーの「My Applets」でリストを確認できます。設定を切りたい場合は「On」をクリックして「Off」にするのみで簡単です。

最後に

IFFFTを使うことによって普段使いのWEbサービスを思いのままに自動化できることがお分りいただけたかと思います。業務オペレーションを見直してみると様々なケースで使える良サービスであると言えそうです。以上で、各サービスとの連携が広がる自動化サービスIFTTT(イフト)についての紹介記事を終わります。

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