マインドマップを徹底解説!マインドマップの作成方法やオススメアプリをご紹介

  • 2020-09-08 (最終更新:2020-09-25)
  • コラム
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はじめに

企画書を作成するとき、新サービスを考える会議に参加するときなど、アイデアが必要な状況になる場面がありますよね。直近はコロナ禍でリモートワークも増えつつあり、対面コミュニケーションにてアイデアをブラッシュアップすることも容易ではない状況が続いています。本記事ではアイデアをまとめていくのに役立つマインドマップという手法を取り入れたツールを紹介します。

マインドマップとは

マインドマップは、イギリスの著述家・教育コンサルタントのトニー・ブザン(Tony Buzan)氏によってブレインストーミングの手法の一つとして考案されました。1960年代に開発されたこのマインドマップは、コンサルティング業界などをはじめとしたビジネスシーンで取り入れられる中で、様々な改良が加えられ思考・感情・アイデアを抽出・整理するツールとして発展を遂げてきています。

マインドマップを導入することで得られる効果やメリット

ブレインストーミングは、集団で思考・発想をしていくことで課題を抽出していくアプローチ法です。マインドマップも、そうした集団での思考・発想の整理に役立ちます。一方で、一人で思考や発想を整理し、課題を抽出するツールとしても注目されています。

マインドマップから得られる効果には様々なものがありますが、以下が代表的な効用です。

  1. 考えの整理
  2. 全体の把握
  3. プロセス共有の円滑化
  4. 学習効率の向上

考えの整理

マインドマップは考えていることが視覚化されます。このため、書き出すまでは抽象的でふわふわしていた考えを具体的にビジュアライズできることで、継続して考えていくことが楽になるというメリットがあります。

全体の把握

また、作成されたマップから思考の流れを全体像として把握できるため、マインドマップをきっかけに深く洞察したりそこから新たな推考につなげたりしていくことにも役立ちます。

プロセス共有の円滑化

他者にマインドマップを使って説明することで、自身の考えを共有しやすくなるだけでなく、どうしてその考えにたどり着いたのかというプロセスも伝えることが可能になります。

学習効率の向上

ノート術として学習に役立てることもできます。思考をビジュアル化することで、記憶力や発想力を高める効果が期待できるので、学習能力や理解力の向上にも役立つと考えられているのです。

マインドマップの具体的なやり方

具体的なマインドマップの作り方を解説していきます。マインドマップは、中心に主題となるキーワードを置き、そこからブランチ(枝のこと:ノードとも呼ばれたりする)を伸ばして、主題のキーワードから発想する言葉やイラストを書き込んでいくスタイルで思考をビジュアル化していきます。

メインブランチとサブブランチ

主題から直接伸びている最初の階層のブランチを「メインブランチ」と呼びます。メインブランチから直接伸びている階層のブランチを「サブブランチ」と呼びます。ブランチは基本的にはゆるやかなつながりをもったまとまりが望ましいとされています。決定木構造のように、厳密にロジックで因数分解されている必要はなく連想やフィーリングを重視します。

ブランチは6-7こを上限にするのが望ましいと言われています。

【参考】決定木(Decision Tree)▼

 カラーやイラストでイメージをわかせる

シンプルにテキストのみではなく、ふせん・カラーリング・写真イメージをそえるなどイメージをわかせる工夫をすると定着が促進されます。

全体を共有する

マインドマップが完成したら、しかるべきメンバーに共有をします。もちろん自分用に作った場合は不要です。マインドマップから導かれた結論を整理してもよいですし、あえて結論を出さないままでもかまいません。マインドマップ作成の目的によってアウトプットの使い道は異なります。例えば、構造そのものを可視化する場合、アイデアを出していくつかに絞る場合など場面に応じてゴール設定は異なります。いずれにしてもマインドマップは思考過程の具現化素材となるため完成版は捨てずに保存しておくことをオススメします。

以上が具体的なマインドマップの作成手順となります。

オススメのマインドマップツール

マインドマップ自体は、思考や発想の表現方法であるため、紙とペンがあれば作成することができます。しかし、マインドマップの作成方法を身につけるには、それなりに時間がかかります。今回紹介するコンピューター上でマップを描くことができるソフトウェアやアプリを利用すれば、感覚的にマインドマップを作成できるので便利です。以下に、おすすめのマインドマップツールを紹介します。

PC(Windows / Mac)で使いやすいマインドマップツール6選

様々なマインドマップ作成用のアプリケーションがありますが、まずはPC環境(Windows / Mac)で使いやすいマインドマップツールを紹介します。

MindMeister(マインドマイスター)

MindMeister(マインドマイスター)はアイデアを視覚的に捉え、発展させ、シェアできるオンラインのマインドマップ作成ツールです。クラウドサービスなのでブラウザさえあれば利用可能です。iOSアプリやAndroidアプリもリリースされているので、どこからでもアクセスできる環境を作り出すことができます。リアルタイムで共同作業が可能になるので、リモートワークのコレボレーションにも向いています。また、スライドショー形式でマインドマップで作成されたアイデアを共有できるプレゼンテーションモードも搭載されています。さらに、タスク管理アプリとしての機能も搭載されているので、プロジェクトマネジメントをシンプルで管理しやすい環境を構築することも可能です。

 

  • Webアプリケーションだけでなく、iOSアプリやAndroidアプリもリリースされている
  • スライドショー形式のプレゼンテーションモードも搭載
  • タスク管理アプリとしての機能も搭載
【料金】
ベーシック:無料
パーソナル:540円/月
プロ:915円/月
ビジネス:1,410円/月

 

xmind(エックスマインド)

洗練されたデザインと、優れた操作性が魅力のマインドマップツールです。WindowsやMac OSだけでなく、Linuxにも対応しているのでエンジニアや研究者などにもおすすめです。最新バージョンでは、ユーザーインターフェイスが一新されており、編集モードではワンクリックでビューの表示・非表示の切替が可能になっています。無料版と有料版がありますが、マインドマップを使ったブレインブレインストーミングに関しては無料版でも、ほぼ全ての機能を利用可能です。有料版を購入するとテーマのカスタマイズやクリップアートが利用可能になります。また、スライドベースのプレゼンテーション機能も利用できるようになるので、アイデアの共有が容易に行えます。さらに、ガントチャートによるタスク管理機能や、マインドマップをMS Oficce文書やPDFに出力機能なども利用可能で、様々なビジネス用途でさらに柔軟な対応が可能になります。

 

  • WindowsやMac OSだけでなく、Linuxにも対応
  • 最新版では編集時にワンクリックでビューの表示・非表示の切替が可能に!
  • 有料版では、プレゼンテーション機能やガントチャートによるタスク管理機能も利用可能
【料金】
Xmind 8:無料
Xmind 8 Pro:13,036円

 

xmind

 

FreeMind(フリーマインド)

 

マインドマップを作成できるフリーのソフトウェアです。WindowsやMac OSはもちろん、Linuxでも動作します。簡単にマインドマップを作成できるだけでなく、作成したマインドマップをPNG・PDF・HTMLといったファイル形式で保存する機能も搭載しています。インストールは、JREというプログラムのダウンロードが必要になりますが、難しくはありません。キーボード操作のみでも、ほとんどのマップが作成できるので、マウスやトラックパッドが使いづらいUMPCなどでも使いやすいマインドマップツールです。

  • WindowsやMac OSだけでなく、Linuxにも対応した無料で利用できるマインドマップツール
  • PNG・PDF・HTMLといったファイル形式で保存する機能を搭載
  • キーボード操作のみでも、ほとんどのマップが作成可能
【料金】無料

 

FreeMind

 

Coggle(コグル)

Coggleはオンラインでマインドマップを作成できるWebアプリケーションです。基本的な機能は無料で使えるので、導入コストもおさえられます。リアルタイムに共同編集が行える機能も搭載されています。フラットデザインが採用され、今のトレンドにあった美しいマインドマップが作成できるのもCoggleの特徴です。ノード(枝)をセクションごとに色分けできるので、プレゼンテーションやセミナーなどにも最適なマインドマップ作成ツールです。

  • フラットデザインが採用され美しいマインドマップが作れる
  • リアルタイムに共同編集が行える機能を搭載
  • セクションごとに色分け機能を搭載
【料金】
Free:無料
Awesome:5ドル/月
Organization:8ドル/月

 

Coggle

 

miro(ミロ)

マインドマップも作成できるオンラインホワイトボードです。ホワイトボードアプリなので、ブレインストーミングを行う様々な手法の一つとしてマインドマップ機能も搭載されています。miroでは、様々なブレインストーミングのフォーマットが用意されています。例えば、マインドマップや、KJ法のようなふせんを貼ってアイデアを出していくスタイルのボードの他にも、カンバンボード、リーンキャンパス、コンセプトマップ、ロードマップなど目的に応じて様々なテンプレートから目的にあったフォーマットを選択することができます。

手書きで図形を補正できるスマートドローイング機能、各種アプリケーションをアドオンとして追加できる機能なども搭載しています。マインドマップを作成する専用のツールではありませんが、他のツールに引け劣らない様々な機能が搭載されています。

miroに関しては以下の記事で詳細の使い方を解説しています。

便利なオンラインホワイトボードサービスmiro(ミロ)の使い方の基本

  • マインドマップも作成できるオンラインのホワイトボードツール
  • マインドマップ以外にも、様々なブレインストーミングのフォーマットが用意されている
  • スマートドローイング機能、各種アプリケーションをアドオンとして追加できる機能なども搭載
【料金】
Free:無料
Team:8ドル/月
Business:16ドル/月
Enterprise:カスタム価格

 

miro

 

iMind Map(アイマインドマップ )

 

トニー・ブザン氏が監修し、唯一公認したマインドマップ作成ソフトです。有料のアプリケーションで、機能限定のHome&Student版と全機能が使える Ultimete版が提供されています。OSはWindowsとMac OSの両方に対応しています。完全ではありませんが、公式サイトも日本語対応しており、アカウント作成も難しくありません。考案者が認めたツールなので、マインドマップについて、より深く理解したいという場合に特におすすめです。また、MS Oficceとの連携機能も充実しており作成したマインドマップをWordやPowerPointの文書に変換することができます。さらに、それぞれのブランチごとにノートを追加できる機能や、手書きのマインドマップを作成できるフリーハンド機能、ブランチを閉じたり開いたりすることができるプレゼンテーション表示機能などが搭載されています。

  • トニー・ブザン氏が公認・監修した唯一のマインドマップツール
  • MS Oficceとの連携機能も充実
  • ブランチごとにノートを追加できる機能、フリーハンド機能、プレゼンテーション表示機能などを搭載

 

【料金】
Basic:無料
Pro:1,500円/月
Ultimate:1,950円/月
※月額でなく1年契約〜3年契約など年額の契約プランを選択することで割引あり。また、有料版は無料トライアル期間あり

スマホアプリ(iOS / Android)で使いやすいマインドマップツール

アイデアを試行錯誤する時間が十分にとれず、通勤・通学といった移動中の時間を使いたいという人もいるかもしれません。ここでは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で使いやすいマインドマップアプリを紹介します。

SimpleMind+(シンプルマインドプラス)

マインドマップを始めるのに必要な機能のほとんどが搭載されたアプリです。iOS版とAndroid版がリリースされているので、大半の端末で利用ができます。また、アカウントの登録が不要なので、アプリをダウンロードしたら、すぐに利用可能。さらに、広告やデータ収集がないので、煩わしさを感じることなく安心して使えるのもおすすめポイントです。

  • iOS版とAndroid版がリリースされている
  • アカウントの登録が不要でダウンロード後、すぐに利用可能
  • 広告やデータ収集がないので安心して使える
iOS版 SimpleMind+
Android版 SimpleMind Pro(有料版)  /  SimpleMind Lite(無料版)

iThoughts(アイソーツ)

 

iOS用のマインドマップ作成ソフトです。モバイルはiOS版のみですが、PCではWindowsとMac OS両方で利用可能です。iOSのSiriやダークモード、マルチタスクなどにも対応しており、iPhoneユーザーでマインドマップ愛用者の方には、非常におすすめのアプリです。また、XMind、iMindmapといった多くのデスクトップ用のマインドマップツールのファイル形式と互換性があるので、利用環境に応じて使い分けができることも魅力の一つです。有料版の他に、無料版のiThoughts2goというアプリも提供されています。こちらは、マップの編集はできず閲覧専用ですが、他のアプリケーションとの互換性は有料版と同様なので、出先でマップを確認したいだけといった用途であれば、十分に使えるアプリです。

  • iOSのSiriやダークモード、マルチタスクなどにも対応
  • デスクトップ用のマインドマップツールのファイル形式と互換性がある
  • 閲覧専用の無料版iThoughts2goも提供されている

 

iOS版 iThoughts

おわりに

マインドマップ自体は非常に歴史が長い手法です。そして、本記事で紹介したように様々なツールが開発・提供されています。マインドマップツールをお探しの際は自分にあったものを見つけることができるかもしれませんので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。また、まだマインドップを使ったことがないという人も本記事で興味を持った方が多いのではないでしょうか。今回紹介したツールを使うことで、マインドマップの専門知識がなくても感覚的にアイデアを抽出・整理できるので、ぜひ検討してみてください。

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