はじめに
本記事ではパスワード管理ツール「1Password(ワンパスワード)」について解説します。アマゾンなどのショッピングサイト、twitterなどのSNS、ネットフリックスなどのサブスクリプションサービスなど、生活や仕事において多くのWebサービスやアプリを使うことが一般的となりました。その一方で、利用するサービスが多くなればなるほど、パスワードの管理は煩雑になってしまいます。
パスワード管理は大変
パスワード管理は一筋縄ではいきません。簡単なパスワードだと破られやすい一方で難しいパスワードだと管理が大変になってしまいます。本記事で紹介する1Password(ワンパスワード)利用することで、手強いパスワード管理が一気に簡単になります。本記事を読むことで1Password(ワンパスワード)の基本的な使い方を知ることができます。1Password(ワンパスワード)を生活に取り入れることで、セキュリティ強度を高めながら今まで面倒だったパスワード管理をスムーズにしてみましょう。
1Password(ワンパスワード)とは
1Password(ワンパスワード)は、 PCやスマートフォンなどで使用できるパスワード管理アプリです。サービスによってパスワードを変えている場合や複雑で覚えにくいパスワードも1Password(ワンパスワード)のみで管理することが可能です。1Password(ワンパスワード)はマスターパスワード方式になっています。具体的には1つのマスターパスワードだけを管理することで他のサービスのパスワード管理を一括で行うことができます。このマスターパスワードだけは暗記なりメモをするなりでしっかりと管理をする必要があります。
1Password(ワンパスワード)でできること
続いて、1Password(ワンパスワード)でできることについて詳しくみていきます。1Password(ワンパスワード)ではパスワードの設定から管理まで行うことができます。
- アプリのアクセスにはマスターパスワードを使用する
- 新しい端末からアクセスする場合にはシークレットキーが必要
- クラウドの管理を必要としない
- データが暗号化される
- ブラウザからも1Password から ID やパスワードを呼び出す
- ランダムパスワードを生成できる
- 暗証番号なども記録できる
1Password(ワンパスワード)があれば、パスワードを管理のみならず日常生活に必要な数字や記号などを幅広く保存することが可能です。とくに、2段階認証を設定している場合でも、1Password(ワンパスワード)で対応できるためかなり汎用性が高いといえます。
1Password(ワンパスワード)の登録方法
1Password(ワンパスワード)の登録方法について解説します。
1Password(ワンパスワード)の登録は以下のステップとなります。
- メールアドレスを入力する
- メールアドレスに6桁のコードが送られてくるため、チェックしコードを入力する
- カード情報を登録する
- 個人情報設定、マスターパスワードもこの段階で決定する
また、登録に必要な情報は下記になります。
- メールアドレス
- 名前
- クレジットカード情報
メールアドレスとクレジットカードさえあれば登録可能です。また、本記事執筆時点では30日間の無料トライアル期間があります。
1Password(ワンパスワード)の魅力
1Password(ワンパスワード)の魅力について解説をします。
利用サービスのパスワードを記録する
Webサイト、アプリ、SNSなどの普段使っているサービスに実際にログインすることで1Password(ワンパスワード)内にユーザーIDやパスワードなどのデータを登録できます。加えて、新しく登録するサービスなどにおいては、自動でパスワードを生成できます。
指紋認証や顔認証だけでログインが可能
1Password(ワンパスワード)では、自動フォームフィラー機能により、シングルクリック、顔認証、またはワンタッチですべてのオンラインアカウントにサインインすることができます。わざわざパスワードを打ち込んだり、コピペする必要はありません。
優れたセキュリティ対策
1Password(ワンパスワード)の情報は同期できるだけでなく、いざという時にはそのデータにアクセスできなくするための対策がいくつも取られています。データの暗号化だけでなく、ログイン画面のURLを登録することでフィッシング詐欺の防止、アクセスの監視などの機能を備えています。つまり、1Password(ワンパスワード)を使用することで今まで以上にセキュリティを高めることができます。
様々なデバイスで使える
1Password(ワンパスワード)は、主要なデバイスでダウンロード可能です。また、ダウンロードしたブラウザやOSだけでなく全てのデバイスと同期することができます。そのため、1Password(ワンパスワード)を活用することで、新しいPCやデバイスなどでも用意に今までのサイトのIDやパスワードを連携できます。また、登録サイトなども共有できるため、1Passwordから他のデバイスに登録していたサイトにつながることもできます。とくにログインを必要とするサイトは非常に多いため、1Passwordの活躍の場は広いといえるでしょう。
さいごに
1Password(ワンパスワード)は単純なパスワード管理アプリというだけでなく、セキュリティ対策としても有効です。また、クレジットカードのセキュリティコード、ネットワーク暗証番号なども記録できるため、これまで手動で確認していた時間などのコストも削減可能できるでしょう。以上でパスワード管理サービス1Password(ワンパスワード)の解説記事を終了します。