オススメのSEOツールとは?
プロ向けツール=Ahrefs(エイチレフス)とは
SEOの分析効率を徹底的に高めるツールが本記事で紹介するAhrefs(エイチレフス)です。Ahrefs(エイチレフス)は多くのSEOコンサルタントや専業会社、マーケターが利用しているプロ向けの分析ツールです。一方で初心者の方にとっては少々難解に感じるかもしれません。本記事を読むことで、Ahrefs(エイチレフス)の具体的な使い方や魅力を知ることができます。ぜひSEOツール導入の参考にしてみてください。
Ahrefs(エイチレフス)の登録方法
画面右上「申し込む」のボタンから登録を進めることができます。
Ahrefs(エイチレフス)は無料で使える?
残念ながらAhrefs(エイチレフス)はトライアルも含め無料では使えません。しかしながら、無料ではないものの、7ドル(約800円)で1週間のトライアルができます。
Ahrefs(エイチレフス)で何がわかる?
Ahrefs(エイチレフス)はどのような時に使えばよいのでしょうか?また具体的に何ができるのでしょうか?まずは、Ahrefs(エイチレフス)でわかることを一気にご紹介します。
- あなたのサイトのSEOパフォーマンス診断
- 任意のキーワードのボリュームや難易度などの調査
- 任意のキーワードと一緒に検索されているキーワードの洗い出し
- あなたのサイトのデイリーでのスコア変動
- ライバル・ベンチマークサイトのSEOパフォーマンス
- 任意のキーワードの競合とのシェア争いの状況
- サイトの被リンク(バックリンク)(※参考)状況
- あなたのサイトや競合の広告出稿状況
- あなたのサイトの内部構造での改善点調査
簡単にいうとサイト検索にまつわるほとんど全てを調査できます。競合サイトの状況もほとんど把握できてしまうほど威力のあるツールです。
参考:被リンク(バックリンク)とは
被リンク(バックリンク)とは、他のサイト上で紹介・掲載されているあなたのサイトのリンクです。例えば、twitterであなたのサイトがバズっている時、ブログであなたのサイトが紹介されている時は、バックリンクがされているといいます。Googleの検索エンジンはバックリンクの量と質を重要と考えています。Ahrefs(エイチレフス)では、どのサイトからバックリンクされているのかが一目瞭然でわかります。
Ahrefs(エイチレフス)の使い方
具体的にAhrefs(エイチレフス)について、画面の見方や機能の使い方などを解説していきます。Ahrefs(エイチレフス)の主な機能についてフォーカスしながら説明をしていきます。
サイトエクスプローラー機能でサイトを調査する
サイトエクスプローラーは、その名の通りサイト調査機能です。調べたいサイトのURLを検索窓に入力します。例として、Yahoo!Japanを入力してみます。
検索ボタンをクリックすると、瞬時に以下のような画面が出ます。
様々な観点からサイトを評価する数値を確認することができます。
主な表示項目を以下にまとめました。
- Ahrefs Rank:Ahrefs(エイチレフス)が独自に算出しているスコア
- UR(URL Rating):URLの強さが100点満点
- DR(Domain Rating):ドメインの強さが100点満点
- バックリンク数:バックリンクの数
- 参照ドメイン数:対象サイトを参照されているドメインの数
- オーガニックキーワード:100位以内に入っているキーワード
- オーガニックトラフィック:検索流入数
- トラフィックバリュー:オーガニック流入の広告価値
詳細をドリルダウンしていく場合は左側のメニューをクリックします。例えば、オーガニックサーチをクリックすると、以下のようにヤフーの検索キーワードを確認することができます。
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キーワード検索の便利機能をご紹介!
キーワードエクスプローラー機能でキーワード検索
キーワードエクスプローラー機能では任意のキーワードを検索することができます。Google検索はもちろんのこと、YouTube、Amazon、Bing、Yahoo!など様々な検索エンジンを調べることができます。例えば、「リモートワーク」と検索してみます。
キーワードの難易度、検索ボリューム、クリックトレンド、グローバルでのボリューム、関連検索キーワードなど、調査キーワードに関する様々な数値が網羅的に表示されることがおわかりいただけたかと思います。
気になるキーワードを入力するだけで沢山の情報を得れることをおわかりいただけたかと思います。
サイト診断機能でヘルスチェック
サイトオーディット(サイト診断)機能では、あなたのサイトのヘルスチェックができます。ヘルススコアは100点満点で、内部構造エラーなど様々な指標の状況によって決まります。ページ上の問題も一覧で通知してくれます。例えば、メタディスクリプションのエラー、重複コンテンツなどSEOにネガティブな影響が考えられる課題が一目瞭然です。
以上、Ahrefs(エイチレフス)の主要機能の紹介でした。
Ahrefs(エイチレフス)の料金
前述で、「Ahrefs(エイチレフス)は無料プランはない」とお伝えしましたが、ここで料金プランについて簡単に触れます。Ahrefs(エイチレフス)には4つの料金プランがあります。ミニマムは月99ドル(=約11,000円)のプランです。 最高のエージェンシープランでは月間10万円以上のプランになります。
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Ahrefs(エイチレフス)の注意点とは?
Ahrefs(エイチレフス)の注意点・デメリット
ここまでAhrefs(エイチレフス)の充実した機能について解説してきましたが、一方で注意点もあります。
数値はあくまで推定値
Ahrefs(エイチレフス)で出てくる様々な数値は絶対ではありません。例えば、Ahrefs(エイチレフス)でとあるサイトの検索数が100万回と表示されても、実際には100万回から乖離をしているケースも多々あります。AとBはどちらが強いなどあくまで相対的な距離感の確認に使うことがよいでしょう。
日本語はない
Ahrefs(エイチレフス)の管理画面は全て英語です。英語が苦手な方は少々抵抗があるかもしれません。サポートも英語なのでヘルプを求める際は覚悟が必要です。もちろん、英語に抵抗がない方は問題ございません!
専門用語が多い
Ahrefs(エイチレフス)は専門用語のオンパレードです。このため、SEO初心者の方にとっては英語と同様に抵抗があるかもしれません。多くの場合、専門用語には情報リンクが表示されていますが、その説明も英語となるため英語が苦手な方は根気強く翻訳したり調べる必要がありそうです。
アプリはない
Ahrefs(エイチレフス)はスマホ対応はしていません。基本的にはPCブラウザでの閲覧がメインとなります。もちろんスマホのブラウザでも確認はできますが、スマホ対応していないため非常に見づらいです。
無料ではない
改めて、Ahrefs(エイチレフス)は無料プランはありません。最低でも月間で10,000円以上の費用が発生します。しかしながら、有り余る機能性を考えるとコストパフォーマンスとしては良いと判断する方も多いのではないでしょうか。
最後に
本記事を通じてプロ向けのSEOツールAhrefs(エイチレフス)を解説してきました。具体的な使い方のイメージがわいたのではないでしょうか。Ahrefs(エイチレフス)は上級者向けなので、SEOをはじめたばかりのエントリーユーザーの方は少々ハードル高く感じるかもしれません。メリットデメリットを理解して検討の補助になると幸いです。以上でAhrefs(エイチレフス)の解説記事を終了します。
ユーティリーではAhrefs(エイチレフス)以外にもSEOに役立つツールを紹介しています。よろしければ以下の記事をご覧ください。