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オススメの名刺管理アプリ5選を紹介 | 無料からオフラインで使えるツールまで

本記事では名刺管理アプリについて解説をいたします。リモートワーク が普及してきたといえ煩雑な名刺管理はすぐに無くなることはありません。そこで、名刺管理の手間を効率化してくれるのが名刺管理アプリです。本記事では、名刺アプリを選ぶ際のポイントやおすすめのアプリについて紹介いたします。

名刺管理アプリとは

名刺管理アプリは、名刺を撮影・スキャンし、データ上で一括管理するアプリです。名刺を写真データとして保存するだけでなく、氏名、会社名、役職、電話番号、メールアドレスなどをテキストデータとして保存することができます。また、名刺交換した相手とアプリ上でコミュニケーションがとれる機能などが搭載されたサービスもあり、SNSとしての側面を持つアプリも存在します。

名刺管理アプリを導入するメリット

名刺管理アプリを導入するメリットをいくつかご紹介します。

名刺管理アプリで取引先の整理の手間が省ける

紙の名刺では、ファイルにインデックスをつけて50音順や業種別に整理するといった作業が必要でした。名刺管理アプリを使ってデータ化された名刺情報は整理や検索が非常に簡単になります。例えば、名前や会社名など一部のデータを検索欄に入力するだけで目的のデータを見つけ出すことができます。また、50音順や名刺を交換した月順など、ワンクリックで並べ替えたりすることも可能になります。

名刺管理アプリで情報共有が簡単に

名刺管理アプリを利用すれば名刺に記載されている情報の共有も簡単になります。データの共有機能が搭載されているアプリもありますし、データをコピー&ペーストすることができるだけでも、かなりの効率アップです。相手先の会社名・企業名を間違ったり、メールアドレスの入力間違いをしたりといったミスもなくなるでしょう。

外出先からもデータにアクセスできる

名刺管理アプリはスマートフォンやタブレットからもデータを閲覧できるので、外出先からも目的のデータにアクセスできます。また、データの登録もスマートフォンのカメラ撮影で行えますので、名刺交換したすぐ後に外出先からデータ登録し、社内で情報共有することも可能になります。

データが同期され更新される

転職や部署移動によって連絡が取れなくなる事態も減らすことができます。アプリのユーザー同士という条件が付きますが、転職・昇進・異動などで名刺に記載されていたプロフィール情報が変わった場合に内容が更新される機能が搭載されているからです。また、アプリ上で転職や人事異動を告知することも可能です。

名刺管理アプリで気を付けるべきデメリット

名刺管理アプリのセキュリティ対策を気に掛ける必要がある

名刺管理=個人情報の管理なので、セキュリティ対策には十分に気を配る必要があります。アプリを運営するプラットフォーム側は十分なセキュリティ対策を取っていると思いますが、利用する側のデータの扱い方・管理の仕方によっては情報漏洩のリスクが起こる可能性があります。社員にセキュリティ研修を行うなど、名刺管理アプリの利用の仕方も含めてデジタルデータによる個人情報の扱い方についてルールを共有しておく必要があるでしょう。

誤って消したデータが復元できないリスクがある

デジタルデータというのは、一度削除してしまうと復元できないことがあります。紙の名刺は、自然災害や火災といった滅多にはおこらない事象で消えてしまうことはありますが、一般的には損失の可能性は極めて少ないです。一方で、名刺管理アプリのデータは、操作ミスなどで大切な取引先や顧客のデータが消えてしまうリスクがあります。データを定期的にバックアップするオペレーションを考慮した方がよいでしょう。

名刺管理アプリを選ぶポイント

続いて名刺管理アプリを選ぶポイントを解説します。名刺管理アプリの基本機能は似ていますが、特に以下の点を留意して最適なものを選びましょう。

料金

無料で利用できるサービスが多いですが、全ての機能を無料で利用できるものから、一部機能に関しては有料版に移行する必要なものがあります。また、法人版を提供している有料サービスもあります。

対応端末

スマートフォンやタブレットなどモバイル端末での利用のみなのか、PCブラウザからも利用できるサービスなのかを確認しましょう。自身の端末だけでなく、会社のPCからもデータにアクセスしたい場合などは、PCブラウザからも利用できるアプリの方が便利です。

対応OS

モバイル端末では、iOS、Androidどちらに対応しているかも確認しておきましょう。PC版は、ブラウザからアクセスできるサービスが多いのでMacかWindowsかといったOS対応はあまり気にしなくても大丈夫です。

登録可能枚数と1日のデータ登録数

無料で利用できるアプリには、アプリの中には登録できる名刺の枚数や1日に登録できるデータ数に制限があるものがあります。営業職など1日に多くのデータを登録することが多い人は、制限のないアプリか有料サービスの利用をおすすめします。

データ化されるまでの速度

名刺アプリの多くは正確なデータ化を行うために、人間が確認して一部データ化を行っているサービスがあります。この作業にはある程度時間が必要になりますので、画像として名刺を保存してから、テキストデータ化されるまでにはタイムラグが発生します。早急にデータ化が必要な場合は有料のサービスを利用しましょう。

他のツールとの連携

スマートフォンの連絡帳、Googleの各機能、Excelファイルとしての出力など、他のアプリと連携できるかどうかもチェックポイントです。取引先データをExcelのデータとして管理したい場合などは、連携機能をチェックしておきましょう。

ユーザー数の多さ

プロフィールの更新や、アプリ上からメッセージのやり取りを行うといった機能は、お互いにユーザーである必要があるので、ユーザー数の多さはとても大事です。また、ただ単にユーザー数が多いということだけでなく、地域性も考慮に入れましょう。海外でビジネスを展開している場合などは、その国で使われている言語、特に文字表記に対応しているかどうかでも、その地域のユーザー数が変わってきます。

オススメの名刺管理アプリをご紹介

法人向けのクラウド名刺管理サービス-Eight(エイト)

 

法人向けのクラウド名刺管理サービスSansanを提供している株式会社Sansanが提供する人気の名刺管理アプリです。ユーザー数は200万を突破しています。Sansanは会社全体で名刺情報を一括管理するサービスですが、eightはSNSとしての機能も兼ね備えた個人での利用を主目的としたアプリです。アプリはiOSとAndroidの両方に対応しています。また、PCのブラウザからもデータにアクセス可能です。メール配信機能、名刺情報をCSV形式のExcelデータとして出力する機能、自身の近況等を報告できるフィード機能、ORコードを読み取ることで端末上で名刺交換できる機能などが搭載されています。無料版でも名刺データ化の枚数や保存容量・期間などは無制限で、基本的な機能は全て利用できます。ただし、無料版はデータ化されるまでに多少時間がかかります。プレミアム版に加入すれば最優先でスピーディーにデータ化することができます。

 

Eightを詳しくみる

Eight(エイト)

Sansan株式会社

Eight(エイト)は、無料で使える名刺管理アプリです。名刺を撮影するだけで交換した相手の名刺を簡単に管理・検索ができ、交換した相手の昇進、異動情報が届くサービスです。ビジネスパーソン向けに、人脈やスキル、職歴などを中心に自分だけのキャリアプロフィールが自動で作成される機能も提供しています。

ウォンテッドリー株式会社が提供-Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)

IT関連企業を中心に広く利用されている求人情報Webサイト「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社が提供している名刺管理アプリです。リリースされたのが2016年で、名刺管理アプリとしては比較的後発ですが、利用者数を着実に伸ばしています。アプリはiOSとAndroidの両方に対応しています。また、PCのブラウザからもデータにアクセス可能です。無料ですべての機能が使え、名刺管理枚数等の制限はありません。1回の撮影で同時に10枚の名刺を読み込むことができ、読み込んだ内容は即時にデータ化され連絡帳に追加されます。また、検索機能にも優れており、名前・会社名・部署名・役職といった基本情報はもちろんのこと、過去の職歴や学歴からも検索可能です。その他にも、スマホの連絡先と同期して着信に名前を表示させる機能、連絡先を共有できる機能、他サービスから簡単にデータを移行する機能、CSV形式でExcelにデータを書き出せる機能などを搭載しています。

 

Wantedly Peopleを詳しくみる

Wantedly People(ウォンテッドリーピープル)は、名刺管理が驚くほど簡単にできる無料アプリです。複数の名刺を一緒に撮るだけでその場でデータ化し、名刺交換相手の情報を入手できます。

iOSとAndroidの両方に対応-CAMCARD(キャムカード)

1億人以上のビジネスパーソンに愛用されている名刺管理アプリです。iOSとAndroidの両方に対応しており、PCのブラウザからもデータにアクセス可能です。広告が表示される無料版と、広告が表示されない有料版があります。いずれも、管理できる名刺の枚数に制限はありません。連続スキャンで複数枚の名刺を同時に登録することができます。また、オフラインで名刺のスキャン・登録が可能なのも便利なポイントです。その他にも画像・テキストなどで、名刺の追加情報や相手とのやり取り履歴も添付できる機能、リマインダー設定・タグ追加機能などが搭載されています。さらに、英語・中国語はもちろんのこと、ヨーロッパの言語も含めて16言語に対応しています。法人向けの有料サービスも提供されています。

 

CAMCARDを詳しくみる

CAMCARD(キャムカード)

Intsig Information Corporation

CAMCARDは、世界中で最も利用されている名刺管理ソリューションで、1億人以上のビジネスパーソンに愛用されています。スマートフォンで名刺を撮影するだけで、情報が自動的に連絡先として保存されるため、手入力が不要で効率が上がります。

iOS用の名刺管理アプリ-Foxcard pro(フォックスカードプロ)

iOS用の名刺管理アプリです。有料のアプリですが価格も120円(2020年12月時点)なので導入しやすいです。オフライン状態でも名刺を管理できるアプリです。名刺をグループ化分けして管理する機能や、画像データや備考欄を追加する機能を搭載しています。海外のユーザーも多く、中国語簡体字、中国語繁体字、英語、日本語など10の言語に対応しています。

 

Foxcardproを詳しくみる

 

LINE株式会社が提供-myBridge(マイブリッジ)

LINE株式会社が提供している名刺管理アプリです。iOS版とAndroid版が提供されています。PCブラウザから利用することもできます。すべての名刺管理機能が無料で、管理できる名刺の枚数も無制限です。登録した名刺を任意のメンバーとシェアして一緒に管理できる「共有名刺帳」機能、スマートフォンでの着信時に名刺情報を表示する機能、Googleの連絡帳と連携したりExcelファイルで一括ダウンロードできる機能などが搭載されています。また、「専門家広場」という分野、スキルなどで専門家を検索できる機能も搭載されています。さらに、ISO(国際基準)に準したセキュリティ対策なので、個人情報の管理についても万全で、安心して利用できるアプリです。

 

iOS

Android

 

おわりに

リモートワークが増えてくると名刺交換する機会も少なくなると思いますが、名刺管理アプリの中には、オンラインで名刺交換する機能を搭載しているものもあります。リモートワークやデジタル化が推進されていく中でも名刺交換という文化は、名刺交換アプリを経由する形で残っていく可能性が高いのではないでしょうか。営業や広報など外部の人と合って仕事をする業種では、名刺の管理は特に大変だと思います。無料で利用可能なアプリもたくさんありますので、本記事を参考にして、ぜひ導入してみましょう!

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