テクノロジーが生活に浸透するなかで、「デバイス」という言葉を頻繁に見かけるようになりました。とはいえ、ITに詳しくない方の中には、そもそもデバイスとは何を指すのか分からない方も多いのではないでしょうか。本記事では、デバイスの意味を説明したうえで、どのようなものがデバイスに含まれるのかを解説します。また、取り扱い説明書に記載されているデバイスの意味も明確にしているので、デバイスを使用する際に役立ててみてください。
デバイスとは?スマホ・パソコンもデバイスに含まれるの?
デバイスとは、英語で「Device(装置)」と書き、パソコンやスマートフォン、タブレットといった電子機器を意味する言葉です。また、電子機器の内部に備え付けられているCPUチップ、メモリ、SSD、HDDなどもデバイスに含まれます。一般的に、デバイスを説明する場合、「情報端末」と「周辺機器」に分けられることが多いです。デバイスを理解するためにも、それぞれの違いについて確認しましょう。
情報端末
情報端末は、パソコン、スマートフォン、タブレットに加え、昨今注目を集めているスマート家電やスマートウォッチが当てはまります。上記の例からイメージできるように、単体で機能を利用したり、インターネットや電波に接続したりするデバイスのことです。
周辺機器
次に、周辺機器とは、情報端末と合わせて使用するデバイスを指します。具体的には、マウスやキーボード、外付けモニター、イヤホン、スピーカーなど、幅広い機器もデバイスに含まれます。
Blutoothを利用するときに説明文にある「デバイス」とは?
Bluetoothを利用する際、説明書に「デバイス」と書かれているのをよく見かけます。この場合のデバイスとは、「情報端末と情報端末」、「情報端末と周辺機器」の2パターンを指します。まず、「情報端末と情報端末をBluetoothで接続する」という記述がある際には、スマートフォン同士やスマートフォンとパソコンをBluetoothで接続し、データのやり取りを行います。このとき、情報端末のBluetooth設定画面から、Bluetoothをオンにすることで情報端末を接続できます。2つ目の「情報端末と周辺機器」のパターンでは、パソコンとキーボード、スマートフォンとワイヤレスイヤホンなどのデバイスをBluetoothで接続します。従来、有線で接続していたデバイス同士を、Bluetoothを活用して無線でつなげられます。
Wi-Fiを接続時に説明文にある「デバイス」とは?
Bluetoothだけでなく、Wi-Fiルーターを利用する際にも、「デバイス」が説明書に記載されています。この場合のデバイスとは、情報端末を指すことがほとんどです。パソコン、スマートフォン、タブレットのように、情報端末をWi-Fiルーターに接続することで、インターネットの利用が可能となります。
まとめ:「デバイス」は情報端末と周辺機器の総称
デバイスとは、生活に欠かせないパソコンやスマートフォンに加え、趣味やオフィスワークにも利用しているキーボード、マウス、オーディオ機器など多岐に渡ります。デバイスには、1つの端末だけで機能する「情報端末」と、情報端末と組みわせることで役割を発揮する「周辺機器」に分けられる点にも確認してみてください。また、BluetoothやWi-Fiを利用する際にも、取り扱い説明書にデバイスの記載があります。情報端末、周辺機器どちらのデバイスを意味しているのかを確認し、正しい方法で利用するようにしましょう。