EDIシステムのおすすめ6選を徹底比較!仕組みや種類、導入するメリットと注意点を解説

EDI(Electronic Data Interchange)とは、企業間の取引データを自動化するシステムのことです。EDIを活用すると、自社・取引先ともに業務の効率化やコスト削減を実現できるでしょう。そのため、現在では物流や販売などの業界で普及しつつあります。本記事ではEDIシステムの概要やメリット、導入時のポイント、おすすめのサービスなどを解説します。EDIの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

EDIとは?

EDIとは「Electronic Data Interchange」の略称で、訳すと「電子データ交換」を意味します。企業取引間で発生する受発注、出荷、請求、支払などの各種取引文書を、専門回線や通信回線を通して、電子的にやりとりする仕組みのことです。EDIを活用することで、企業間の取引情報を自動化・一本化できるため、コスト削減や業務効率化を狙えます。

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EDIの仕組み

EDIの仕組みは、電子データのやりとりを自動的に行えるようにするものです。そのためには事前にコードやデータ形式、通信方法などのルールを定める必要があります。このルールをどのように設定するかによってEDIの種類が決まってきます。

個別EDIとは

個別EDIとは、取引先ごとにフォーマットやルールを設定するタイプです。取引先ごとにきめ細かいルールを設定できるので、柔軟性や自由度の高さが特長です。ただし各仕様に対応するデータ変換システムが必要となるため、多くの取引先を抱える企業には向いていません。

標準EDIとは

標準EDIとは、フォーマットやルールなどを標準化したタイプです。標準規格のEDIを用意することで、同一規格であれば複数の企業間で利用できます。標準EDIのなかには、特定の業界に特化した「業界VAN」というネットワークサービスもあります。

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Web-EDIとは

Web‐EDIとは、インターネット回線を使った新しいタイプのEDIです。専用の環境を整備する必要がないため、パソコンとインターネットがあればブラウザから操作ができます。そのため導入のハードルも低く、低コストでの運用も可能です。ただ普及しつつあるものの、まだ標準化されていない点には注意しましょう。

EDIを導入する3つのメリット

EDIを導入すると、次のようなメリットが得られます。

メリット1.ペーパーレス化の促進

EDIの導入によって、企業間で発生する各種取引文書を電子データでやりとりができるため、ペーパーレス化の促進につながります。それに伴いプリント代や郵送代、コピー用紙代、送受信に関わる人的コストなどの削減だけでなく、書類保管場所の省スペース化にも貢献します。

メリット2.業務の効率化

EDIのおかげで、これまでの手作業を自動化できるため、業務効率アップが見込めます。Web-EDIなら、さらなる高速の通信取引が可能になります。またあらゆる取引に関わる文書をデジタル化して一括管理が可能です。そのため書類管理や処理、探す手間や時間も削減できます

メリット3.人的ミスの防止

EDIでは手作業での転記や入力が不要となるため、人的ミスを減らせます。従来の取引工程では、多くの人手が介在するため、一定の確率で人的ミスやトラブルが生じていました。しかしながら、EDIでは取り込んだデータを自動処理するため、業務の正確性も増します。

EDI導入時の4つのポイント

EDIのメリットを最大限活かすには慎重に製品を選ぶ必要があります。ここからはEDIを選定する際に、確認すべきポイントを解説します。

ポイント1.Web-EDIを選ぶ

1つ目のポイントはWeb-EDIかどうかです。NTT東西が2024年に固定電話網のIP化(INSネットの終了)を予定しています。その影響で固定電話網(INSネット)を利用したEDI取引に遅延が生じると言われています。これがいわゆる“EDI2024年問題”と呼ばれる課題です。このような背景から、これからEDIの導入を検討している方は、取引先や業界の状況を確認しながら、Web-EDIを選ぶのがよいでしょう。リプレイスを検討されている方は、接続先との調整を念入りに行いながら、なるべく早く対応されることをおすすめします。

ポイント2.自社の業界に合ったものを選ぶ

2つ目のポイントは自社の業界にマッチしたものかどうかです。EDIは銀行や流通などの業界ごとにデータ交換の手順が定められています。そのため業界取引に必要な手順に対応しているかが、EDIを選ぶうえでの第一条件となります。

ポイント3.自社に合った導入形態を選ぶ

3つ目のポイントは自社に合った導入形態かどうかです。クラウド(ASP)あるいはオンプレミスのいずれかを選択することになります。オンプレミスの場合は、カスタマイズしやすく柔軟な運用が可能です。ただし初期費用がかかり、自社でインフラ担当を設ける必要があります。クラウドの場合、月々の利用料発生しますが、導入までのスピードが早いです。またインフラ管理やシステムのアップデートなどはベンダーが行ってくれるため、自社での対応は不要です。ただしカスタマイズが難しく、一定のリスクがあることは理解しておかなければなりません。

ポイント4.サポートとセキュリティが万全なものを選ぶ

4つ目のポイントはサポートやセキュリティが万全なものかどうかです。EDIには高度なIT技術が多数用いられており、トラブルが生じた場合には速やかな対処が求められます。そのためベンダーがどこまでサポートしてくれるのか、運用後のアフターフォローは充実しているかなど事前に確認しておきましょう。また機密文書や重要書類のやりとりをすることもあるため、セキュリティ対策の観点も欠かせません。

おすすめのEDIシステム

クラウド型間接材調達支援サービス

クラウド型間接材調達支援サービスは、富士通コワーコ株式会社が提供する間接材に関わる取引を一元管理するクラウドサービスです。各拠点でのオフィス用品や備品などの間接材購買取引をクラウドサービスに一元化することで、調達業務の効率化や支出削減を実現できます。そのほか有償オプションとして、在庫管理サービスや発注代行サービス、支払業務代行サービスなどが提供されています。

ポイント

  • 間接材購買取引を一元管理して購買に関わる業務を効率化
  • 支出の可視化が促進され、支出削減の要点が明確化
  • 料金は規模や拠点数によって異なる(詳細は要問い合わせ)

スマクラ

スマクラは、SCSK株式会社による商取引情報を支えるEDIシステム連携基盤サービスです。24時間365日システム稼働しているクラウド型のみの提供です。従来型のEDIに加え、インターネット系EDIなど次世代EDIにも対応しています。基幹システムと販売先、仕入先、物流、金融機関などとの各種データ接続機能があります。取引先との帳票やファイル、メールなどの各種連携を電子化するので、生産性が向上するでしょう。

ポイント

  • マルチプロトコル・マルチフォーマットに対応
  • 製造業、メーカー、卸売業など、幅広い業界で500社以上の導入実績あり
  • 参考価格として初期費用500万円~、月額費用20万円~(詳細は要問い合わせ)

Meeepa(ミーパ)

Meeepa(ミーパ)は、TDCソフト株式会社が運営する購買に関する複雑な契約・受発注・請求・精算を効率化するクラウドサービスです。Meeepaを使うと見積もり依頼から請求書までの一連のワークフローをペーパレスで行うことができます。タイムスタンプ機能で改ざんを防ぎ、よりセキュアな取引を可能とします。

ポイント

  • 複雑な契約〜請求までのワークフローをペーパレスで改善できるクラウドサービス
  • フレンド機能で、新規取引先開拓やビジネスチャンスを広げることができる
  • 会員登録は無料で可能。機能を利用するごとに費用が発生する仕組み

 

ACMS WebFramer

ACMS WebFramerはエンタープライズのEDIシステムの基盤構築サービスです。業務管理やアカウント管理、セキュリティポリシー管理などWeb-EDIとしての不可欠な管理機能を利用可能です。取引先はWebブラウザさえシステムを利用することが可能です。

ポイント

  • グローバル対応をしており、海外展開が容易
  • 各種EDIシステムに標準対応している
  • 料金については要問い合わせ

 

Web-EDIサービス

Web-EDIサービスはクラウド型のEDIサービスです。短期かつ低コストのEDIシステム導入が売りです。小売向け、製造業向け、医薬品向けなど業界に特化したEDIシステムの構築が可能です。

ポイント

  • 業界に特化したEDIシステムの設計から運用まで可能
  • コンサルティングが付与される高いカスタマイズ性と運用質が魅力
  • 料金はカスタマイズ

 

Hi-PerBT ウェブ購買

Hi-PerBT ウェブ購買は日立ソリューションズ西日本が提供するWeb-EDIシステムです。相見積、自動発注、納期遅延回答アラート、分納管理、注文情報のステータス管理、一斉アンケートなど購買業務を大幅に効率化する機能を豊富に揃えています。著名ERPパッケージ、会計パッケージ、個別スクラッチシステムなど連携先も豊富にあります。

ポイント

  • 日立グループが提供する調達業務に特化したEDIシステム
  • 業界、用途によって豊富な機能からカスタマイズ設計が可能
  • サーバー単位でのライセンスとなる ※料金は要問い合わせ

 

EDIは自社の業界に合ったWeb-EDIを導入しよう

これからEDIを導入するなら、自社の業界に合ったEDIであることが第一条件であり、なおかつ今後の状況を踏まえると、Web-EDIの導入をおすすめします。リプレイスを検討されている方は、業界や取引先の状況を見ながら、早めの着手が必要です。自社に最適なEDIを選定することで、業務のスリム化・効率化を実現できます。

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