見積書作成ソフトおすすめ7選を紹介|メリット・選ぶ際の6つのポイント

帳票の電子化が進むなかで、昨今では見積書作成ソフトやツールを利用するのが定番化しつつあります。とはいえ、どのソフト・ツールを選んだらいいのか悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。本記事では、見積書作成ソフト・ツールのメリット、選定のポイント、おすすめのサービスについて詳しく解説します。

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見積書作成ツールを導入する3つのメリット

まずは見積作成ツールを導入する3つのメリットについて解説します。

メリット1.業務効率化ができる

見積書作成ツールを導入することで、業務効率の向上が期待できます。というのも、見積書の発行がスピーディーになるだけでなく、発送業務の手間まで削減できるからです。多くのツールでは、テンプレートを使用して簡単な入力操作だけで見積書を作成できます。また過去に作成した見積書も確認できるため、類似案件の見積書作成がスムーズに進められるでしょう。

メリット2.ペーパーレス化できる

また、見積書作成ツールを活用することで、ペーパーレス化を実現できます。法人の場合、見積書の保存期間は発行から7年間と定められていますが、同時に電子データでの保管も認められています。それゆえ見積書のPDF化、メール送信、ブラウザ閲覧などに変更することで、見積書発行までの過程をペーパーレスにできます。

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メリット3.見積書の管理ができる

さらに、見積書作成ツールによって、見積書の管理も容易になります。紙ベースでの見積書保管には紛失リスクが伴います。また、特定の見積書を探すにも、それなりの時間がかかってしまいます。しかし、見積書作成ツールを使用すれば、過去の見積書や顧客情報をセキュリティの高いサーバーで安全に管理できます。

見積書作成ツール・ソフトの選ぶ際の6つのポイント

ここからは、見積作成ツール・ソフトを選定する際の6つのポイントを解説します。

ポイント1.発行代行機能などの希望の機能があるか

まずは希望する機能があるのかを確認しましょう。というのも、ツール・ソフトによって搭載されている機能は異なるからです。とくに見積書の発行代行機能の有無は、要チェック項目です。なかには、たったワンクリックで郵送手続きまで完了する便利なソフトもあります。

ポイント2.銀行口座と提携できるか

次に銀行口座と提携可能であるかチェックしておきましょう。ツールによっては銀行口座と連携して入金を自動消込する機能を持っているものもあります。入金消込機能とは、請求した金額と入金された金額に差異がないか、または、代金や債権の回収に遅延がないかなどを確認できる機能のことです。

ポイント3.見積書以外の書類も作成できるか

見積書作成のみならず、ほかの書類も作成できるかに関しても確認しておきたいポイントです。たとえば納品書や請求書、発注書、領収書、レポートなども作成できると、よりいっそうの業務効率化が期待できます。

ポイント4.無料おためし期間が設けられているか

見積書作成ソフトに無料お試し期間が設けられているかに関しても、チェックしておきましょう。本格的な導入前に使用感の確認やテストが可能となります。無料お試し期間をうまく活用して、自社に最適なソフトを見つけることが重要です。導入前に担当者や現場の社員にも使ってもらって問題ないかを確認するとよいでしょう。

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ポイント5.オプションや機能に対して費用が自社にあっているか

オプションや求める機能に対する費用が、自社にマッチしているかも、確認しておきたい点です。発送代行や外貨対応などの機能は、意外と費用がかかることもあります。見積書の郵送先が多ければ多いほど、それだけ費用が増大するでしょう。事前にどのくらいの費用が発生するのか計算しておくのがベターです。

ポイント6.フォーマットやテンプレートが自社にあっているか

またフォーマットやテンプレートが自社にマッチしているかも重要なポイントです。見積書は、業種によって作成工程に違いがあります。また、業種ごとに見積管理に必要とされるものも異なります。それゆえ、これまでに作成した見積書を参照しながら、導入を検討している見積書作成ソフトで対応可能か見極めましょう。

無料からでも使える!おすすめの見積書作成ツール7選

ここからは無料でも利用できる見積書作成ツールを紹介します。

Misoca

Misoca(ミソカ)は、見積書を1分で作成できるクラウド型見積・納品・請求書サービスです。品目管理機能が入力を補完してくれるため、入力する手間を省けます。プランに関わらず、見積書作成枚数や取引先登録は無制限で利用できます。

ポイント

  • 作成した見積書はステータスとともに一覧表示される
  • 見積書のメール送信、FAX送信はワンクリックで可能(郵送代行あり)
  • 料金プランは無料プラン、プラン15(年額8,000円)、プラン100(年額30,000円)の3つ(ただしプラン15とプラン100は初年度無償キャンペーンあり)
Misoca(ミソカ) - 特徴・機能・料金など
Misoca(ミソカ)

弥生株式会社

Misoca(ミソカ)は、クラウド上で利用できる請求書・見積書作成サービスです。ビジネスパーソン向けに設計されており、特に小規模企業や個人事業主にとって便利な機能を提供しています。

マネーフォワード クラウド請求書

マネーフォワード クラウド請求書は、請求書の作成、送付、受け取りをまとめて管理できる請求書管理ソフトです。見積書・納品書・請求書・領収書を簡単に作成できます。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。

ポイント

  • 請求書は郵送やメール送付をワンクリックで完了(郵送代行あり)
  • 案件管理・販売管理システムとも連携可能
  • 料金プランはスモールビジネスプラン(月額2,980円)、ビジネスプラン(月額4,980円)、エンタープライズプラン(要問い合わせ)の3つ

「楽楽明細」

「楽楽明細」は、請求書や納品書、支払明細などの帳票を発行できるクラウド型電子請求書発行システムです。2023年9月時点で、導入実績は8,000社を突破しています。電子帳簿保存法にも対応しています。

ポイント

  • WEB、メール添付、郵送、FAXのいずれかの方法で発行できる(郵送代行あり)
  • 販売管理システムや決済システムとの連携が可能
  • 料金体系は初期費用(100,000円~)+月額費用(25,000円~)

「毎月大量発生している紙請求書の電子化!」「テレワークにおける伝票処理の課題を解決」などなど、経理作業の大幅改善につながる請求書発行システムは「楽楽明細」(らくらくめいさい)。導入社数※8,000社以上!郵送、メール、さまざまなパターンの請求フローにも対応可能。※2023年9月時点

freee会計

freee会計は、経理や会計業務を削減するクラウド会計ソフトです。freee会計自体は見積書や請求書作成のみならず、決算書作成や確定申告のときにも利用できます。見積書作成に関しては、あてはまる項目を入力するだけですぐに作成できます。

ポイント

  • 売掛金や入金をスムーズに管理できる
  • 請求書や納品書、発注書も作成可能
  • 料金プランはミニマムプラン(月額1,980円)、ベーシックプラン(月額3,980円)、おまかせパック(月額29,800円)の3つ

board

boardは、中小企業向けに開発されたクラウド型請求書作成サービスです。2022年4月時点で、有料導入実績3,900社、有料継続率99%超を突破しています。請求書や見積書作成にとどまらず、周辺業務の効率化まで実現できます。

ポイント

  • 各種書類の作成と案件ごとの管理が可能
  • 会計ソフトとの連携、ビジネスチャットツールへのアラート通知が可能
  • 料金プランはパーソナルプラン(月額980円)、ベーシックプラン(月額1,980円)、スタンダードプラン(月額3,980円)、プラミアムプラン(月額5,980円)の4つ

かんたん見積書作成ツール

かんたん見積書作成ツールは、項目を入力するだけで見積書の作成・ダウンロードができるWeb上のサービスです。登録不要で利用できます。

ポイント

  • 見積書のみならず、請求書や納品書、領収書の作成も可能
  • 入力した情報は保存・蓄積されないため注意
  • 無料で利用可能

MakeLeaps

MakeLeaps(メイクリープス)は、見積書作成から入金までを管理できる請求管理クラウドサービスです。請求日から入金日までを可視化でき、お金の流れを見える化できます。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。

ポイント

  • 見積書、請求書、発注書など合わせて9種類の書類作成が可能
  • 請求業務の80%を削減できる(郵送代行・入金消込機能あり)
  • 料金プランは無料プラン、個人プラン(500円/ユーザー)、法人プラン(800円/ユーザー)、エンタープライズプラン(25,000円/社)の4つ

ソフトを活用して効率的に見積書を作成しよう

見積書作成ソフト・ツールを活用することで、効率的に見積書の作成・管理ができるようになります。それゆえ、結果的に、ペーパーレス化の実現や業務効率化が期待できます。見積書作成ソフト・ツールを選ぶうえで重要なのは、自社にマッチした製品を選ぶことです。まずは目的や要望などを洗い出したうえで、ソフトやツールを比較検討しましょう。本記事を参考にしながら、自社に最適な見積書作成ソフト・ツールを見つけてみてください。

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