会計管理ソフト大手のfreeeが新サービスをリリース
freeeといえば会計管理ソフトで有名な会社ですが、2020年4月に新サービス「プロジェクト管理freee」をリリースしました。本記事ではリリースしたばかりの、プロジェクト管理freeeについてどのような機能があるのか概要をご説明します。
プロジェクト管理freeeとは
プロジェクト管理freeeは、プロジェクト型ビジネスの数字入力を簡単・素早く、予実を正確に見える化できるサービスです。
プロジェクト管理freeeの対象ユーザーは?
freee社が定義する「プロジェクト型ビジネス」は、クライアントから特定の案件などを請け負い、社内やパートナー企業の人材を割り当て、受注した案件を遂行していくビジネスと定義しています。具体的には、システム受託開発やコンサルティング事業などが挙げられます。
プロジェクト型ビジネスで困ること
前述のようなシステム受託開発やコンサルティング会社では、プロジェクトの工数管理がそのまま収益に直結してしまうシビアな一面があります。このため、できるだけ正確に工数を管理する必要がありますが、パートナー企業も入った大規模チームとなると管理の複雑性が増してきます。
- 作業実績の入力が手間
- パートナー企業などステークホルダーの管理が煩雑
- 予実管理のオペレーションが大変
プロジェクト管理freeeで工数入力負担を軽減できる理由
プロジェクト管理freeeは前述のようなプロジェクト型ビジネスの問題を解決することを目的に作られました。まずはプロジェクト管理freeeの入力機能の魅力について紹介をしていきます。
Googleカレンダーと連携した直感的なユーザーインタフェース
工数を大幅に短縮できるツール連携
Googleカレンダー以外にも各ツールと連携をしていることで、手動入力の手間を大幅に軽減します。2020年4月時点で連携が可能なツールは以下になります。現状では3サービスですが増えていくことが想定されます。
- 人事労務freee
- Googleカレンダー
- Microsoft Office 365 Outlook
会計ソフト事業で培った予実管理品質
プロジェクト管理freeeでは、直感的な予実管理機能があります。プロジェクトの工数管理だけでなく予算設定をすることで、着地予定と実績の管理(=予実管理)を、直感的なインターフェースで行うことができます。
アラート機能を使って柔軟に予算変更を行う
プロジェクト管理freeeでは、予算超過時のアラート機能を搭載しています。変化の激しいプロジェクトにおいては最初の予算通りに計画が進まない場面も多くあります。アラート機能があれば、予算超過など計画の見直しが必要なタイミングでの抜け漏れを最小化することができます。
プロジェクト管理freeeの料金
それでは、最後にプロジェクト管理freeeの料金プランについて紹介します。本記事の掲載時点では1ユーザーあたり1,500 円のベーシックプランのみ確認ができる状態です。
最後に
新たにリリースされたプロジェクト管理freeeについて、大枠のサービス概要をおわかりいただくことができたかと思います。コンサルタントなどプロジェクト型のビジネスを行っている方はこの新サービスの導入をぜひ検討してみてください。
ユーティリーではプロジェクト管理サービスをはじめ、仕事をより快適に進めるための様々なツールを紹介・解説しています。よろしければ以下のまとめ記事もご覧ください。