This post is also available in: English
はじめに
本記事ではオンラインホワイトボードサービスであるmiroのスマートドローイング機能について解説をします。例えば、iPadなどでmiroのペンシル機能などを使っている時にスマートドローイング機能をオンにすると、描いた図形の自動補正を行なったり、特定のペンシルアクションに対してショートカットキー的な動きを行うことができます。
miroとは
miroはビジュアライズコラボレーションツールと呼ばれるジャンルで、アイデアなどをビジュアライズして仕事を進めることに秀でたサービスです。具体的には、ふせんを貼ったり、図形を自由に描いたり、整理したり、マインドマップを書いたりなど普段ホワイトボードを使わなければできない作業をそのままオンラインで直感的に行うことができます。
- ブレインストーミングにおけるホワイトボードの役割
- デザインのプロトタイピング
- アイデアのメモ帳
- 画像などの整理フォルダ etc.
miroの基本的な使い方については以下の記事を参照ください。
スマートドローイング機能とは
スマートドローイングはmiroのワークスペース上にペンシルで描いた絵を自動的に正確な図形や付箋、接続線に変換することができる機能です。スマートドローイングを使えば、会議の中でのスケッチを見やすい図形に自動で整理をすることができます。
スマートドローイング機能のオン/オフ
スマートドローイング機能は、miroのワークスペースメニューにあるペンシルアイコンをクリックすると表示されるチェックをオンにすると利用できます。
アプリでもブラウザでも利用できる
スマートドローイング機能はアプリでもブラウザでも利用できます。特に、iPadなどペンシルで描く際に最も使い勝手が良さそうな機能であると思います。
(次ページ)
続いては実際のスマートドローイング機能の使用感をGIFでご紹介!
スマートドローイング機能を使ってみる
それでは実際にスマートドローイング機能を使うとどのようになるのかを解説します。スマートドローイングは非常に直感的な機能ですので動画を見ることが最も理解しやすいかと思います。以下をご覧ください。
描いた三角形や円などの図形を自動で補正してくれることに加え、星などの複雑な図形も補正することができます。また、「M」の字を斜めに描くアクションを行うと図形削除をすることもできます。
スマートドローイングの機能
スマートドローイングが使えるペンシルの動きは現時点では以下の11つとなります。
- 四角形
- 円
- 三角形
- ひし形
- 矢印
- 平行四辺形
- 吹き出し
- 星
- ふせん
- つなぎ線
- 消しゴム
現在はベータ提供でありますので今後カスタマイズが増えること期待です。
最後に
miroのスマートドローイング機能を使えば直感的に描いた図形を補正したり、アイテムを消したりなど、手早く正確なドローイングが可能になります。ぜひ試してください。