給与前払いサービスの仕組み。メリットや法律観点の注意点とは?

福利厚生として徐々に注目を集めているのが給与前払いです。従業員のキャッシュフロー上の負担を軽くする選択肢として導入を進める企業も増えています。本記事では給与前払いサービスの仕組みや導入に際しての注意点などを解説します。離職率低下や社員満足度向上の観点で検討してみるのはいかがでしょうか?

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給与前払いサービスの仕組み

給与前払いサービスは給料日より前に給与を従業員に先払いするサービスです。通常は、従業員が給与前払いを申請すればすでに働いた分の給与を受け取れます。そして、実際の給料日には、手取り額から先払い分の金額を差し引いた給与が振り込まれます。借金ではなく給与支払い日を早めてもらう観点ですので、前払いという整理になります。引越し、冠婚葬祭、病気など急にお金が必要になる場合があります。そんな時に前払いという選択肢があることでキャッシュフローが崩れる心配がやわらぎます。

パート・アルバイト・派遣社員など様々な就業形態の方にとって、給与前払いはポジティブな選択肢となります。

この記事の読者におすすめのサービス

CRIA | クリア

株式会社メタップスペイメント

給与即時払いサービス『CRIA』は従業員様がスマホアプリで申請するだけで、働いた分の給与を即時で受け取れるサービスです。

従業員の給与前払いサービスの利用フロー

1.サービス登録 | 給与前払い利用フロー

会社で登録している情報で個人アカウントを作成します。通常、このタイミングで個人の口座情報入力などの面倒な登録は発生しません

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2. 前払いを申請 | 給与前払い利用フロー

スマホやブラウザで前払いを申請します。給与を上限として希望金額を入力します。

3. 最短即日口座に入金 | 給与前払い利用フロー

サービスによっては最短即日に口座に入金が完了するものもあります。数日以内に前払いが行われます。この際、前払いサービス提供会社が給与分を立替えを行う仕組みとなっています。また、前払いにおける手数料は基本的に従業員がサービス提供会社に支払います。

給与前払いは法律上問題ないがあくまで緊急時

給与前払いは法律的には大丈夫なのでしょうか?結論「問題ない」と整理されています。労働基準法の賃金に関する章では以下のように記載されています。

第三章 賃金
(非常時払)第二十五条 使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であつても、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。 (労働基準法)

上記のとおり非常の場合、つまり緊急時を想定していますので、平常時に常態化するようなケースは労働基準法としては想定していませんのでご注意ください。

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給与前払いサービスは貸付ではない?給与ファクタリングとの違い

給与前払いサービスは従業員の勤務実績に応じて給与相当額を上限としたサービスであり、「貸付」には該当しません。また、あくまで従業員の給与の前払いであるため、返済義務を負う「給与ファクタリング」とも異なるサービスです(参考:ファクタリング)。

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給与前払いサービスの料金システム

給与前払いサービスの料金体系はサービスタイプによって少し異なります。自社の状況を考慮してよりマッチした方を選択しましょう。

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立替払いパターン

立替払いパターンは、従業員への前払い金をサービス会社が立替える仕組みとなっています。立替払いパターンの場合、前払いを利用する従業員が手数料を負担します。一方で、企業側は導入費用などは無料であることが多く企業側のリスクは限定的です。企業側は通常月1回立替え分を精算するサイクルとなるため負担になるようなフローもありません。つまり立替え払いパターンは企業側のハードルが非常に低い点が特徴といえます。

導入・運用費用が0円のパターンもある。

デポジットパターン

デポジットは前払い分の費用をサービス提供会社に預け入れるパターンです。サービス提供会社の方で従業員に振込みを行ってくれます。立替えのようなフローがないためより堅実なパターンともいえます。また、立替え払いパターンと比較すると従業員の負担は低減できます。自社払いパターンは基本的にはサービス提供会社に月額費用を支払うケースが主流です。

5,000円〜数万円程度の月額が発生する

給与前払いサービスのメリット(企業観点)

前述の通り労働基準法では給与の期日前払いを認めています。しかしながら、実際に前払いが必要な場合、勤怠計算や振込対応など企業側には様々な負担がかかります。給与前払いサービスはこのような負担を軽減する観点で非常にメリットがあります。

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CRIA | クリア

株式会社メタップスペイメント

給与即時払いサービス『CRIA』は従業員様がスマホアプリで申請するだけで、働いた分の給与を即時で受け取れるサービスです。

給与前払い実務の負担軽減 – 企業側のメリット

人事や経理部門にとって給与前払い対応はイレギュラー対応となります。勤怠実績の確認や、給与の再計算、振込み業務など様々な負担が発生します。給与前払いサービスを利用することでこのような負担の軽減が実現できます。

給与前払いにおけるキャッシュフローの悪化を防止できる – 企業側のメリット

給与前払いを自社で運用する場合、給与日以前に「前払い資金」が必要になります。これはキャッシュが前倒しになることでキャッシュフローの悪化を招いてしまいます。給与前払いサービスはサービス提供会社が前払い費用を立て替える仕組みであるため前払い時のキャッシュフロー悪化を防げるメリットがあります。

従業員の定着率向上 – 企業側のメリット

給与前払いサービスを利用することで従業員の定着率が向上した企業の声も確認できます。応募からの就業率については10%以上改善した例もありました。

求人応募率を増やせる – 企業側のメリット

実際「前払い可」で求人する企業数は直近数年で1.5倍に増えているというデータもあります。

社員満足度を向上できる – 企業側のメリット

給与前払いサービスは福利厚生観点で従業員にもメリットがある選択肢です。福利厚生の充実は社員満足度にも密接に関わります。

従業員の金銭的事情での業務支障を低減できる – 企業側のメリット

従業員が金銭的なリスクを抱えている場合は業務集中の観点でもネガティブに働くことは自明です。従業員のキャッシュフローの安定化の選択肢があることで精神的にも安定しやすい傾向になります。業務に集中する環境を整えることで結果的に事業の成長にも寄与することが考えられます。

給与前払いサービスの注意点

給与前払いサービスには注意点はないのでしょうか?いくつか気をつけるべき点がありますので、導入の際は必ずチェックしましょう。

高い手数料を支払ってしまう

企業と銀行間の契約条件によっては、前払いサービスの利用手数料が自社で前払いする際の振込手数料よりも高くなってしまう場合があります。給与前払いサービスの手数料はもちろんですが、既存の銀行取引条件も必ず確認をしましょう。

勤怠データの連携は可能か?

給与前払いサービスの利用には勤怠データとの連携が必須です。利用予定の給与前払いサービスと既存の勤怠管理システムの連携がどの程度スムーズであるのかは必ず確認をしましょう。

おすすめの給与前払いサービス

CRIA(クリア)

CRIAはメタップスペイメントが提供する給与即時払いシステムで、立替パターンの給与前払いサービスとなります。CRIAの特徴は企業のコスト負担ゼロで導入ができる点です。コストパフォーマンスが非常に高い点が魅力です。

ポイント

  • 企業のコスト負担ゼロで導入が可能
  • セブン銀行のATMでも受け取りが可能!
  • 立替え払いなのでキャッシュフローに影響しない
CRIA | クリア

株式会社メタップスペイメント

給与即時払いサービス『CRIA』は従業員様がスマホアプリで申請するだけで、働いた分の給与を即時で受け取れるサービスです。

PrePay(プリペイ)

PrePay(プリペイ)は立替え型の給与前払いサービスです。前払い利用者が手数料を払うシステムのため企業側の負担は0円である点が魅力です。Web以外に電話でも給与前払いの申請が可能です。

ポイント

  • 企業側の費用負担はなし
  • 従業員は専用のWebサイトや電話で申請が可能

 

即給byGMO

即給byGMOはGMOペイメントゲートが運営する給与前払いサービスです。即給byGMOの特徴は「デポジット型」か「立替え型」を企業ごとに選べる点です。

ポイント

  • 「デポジット型」か「立替え型」を選択可能
  • 固定費や月額が発生(要問い合わせ)
  • 立替絵パターンで従業員の手数料を企業側で負担する選択も可能

CYURICA(キュリカ)

CYURICAはデポジットパターンの給与前払いサービスです。自社払いということで、給与支払いの原則を遵守したポリシーのサービスです。CYURICA(キュリカ)は銀行口座振込をせずにATMから給与を受け渡せる特許を取得しています。また、全国10万台以上のATMで利用ができるため、24時間365日利用できる点が魅力です。

ポイント

  • 24時間365日ATMから前払い給与を受け取れる
  • 様々な勤怠サービスと連携が可能で、連携即日から出金対応が可能
  • 導入コストは0円。従業員規模に応じて月額5,000円〜提供

おわりに

給与前払いサービスは従業員の金銭的なリスクを低減しエンゲージメントを高める観点で魅力的なサービスです。近年は従業員からのニーズも高まっている領域でもあるので、ぜひ本記事を参考に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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