BtoBサービスの比較メディアUtilly(運営会社:株式会社GO TO MARKET、所在地:東京都渋谷区)では、2022年10月にワーケーションに関するアンケート調査を実施しました。
調査について
調査の背景
リモートワークが普及した現代において、新しい働き方として「ワーケーション(※)」という選択肢がある。本調査では、ワーケーションの現状について知るため、リモートワーク経験のある会社員に対しワーケーション経験などについて質問した。
※ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。普段の職場と異なる環境で、休暇と仕事を織り交ぜた新しいワークスタイル。
調査概要
本アンケート調査の概要は以下。
・調査実施日:2022年10月25日
・調査対象者:全国のリモートワーク経験のある会社員
・調査人数:221人
・居住地:全国
・性別:男女
・年齢:20歳以上
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査メディア:Utilly(ユーティリー)URL | https://utilly.jp/
調査結果サマリ
調査結果のサマリは以下となります。
サマリ
- リモートワーク経験のある会社員のうち約2割がワーケーションの経験ありと回答。
- ワーケーション期間として最も多かったのが1泊2日であり、ワーケーション利用者および検討者の約3割であった。また、ワーケーション利用者および検討者の約8割が1週間以内であった。
- ワーケーションで重視するポイントは「費用」が最も多く、次いで「エリアロケーション」であった。
- ワーケーション利用経験者のワーケーションに対する満足度は約9割であった。
【質問】「ワーケーション」についてご自身の状況に最も近いものを選択ください。
全国のリモートワーク経験のある会社員の22.2%がワーケーションの経験があると回答した。ワーケーション経験はないが、今後利用を検討している方も21.7%であり、対象者の約43.9%はワーケーションについてポジティブな回答となった。
選択肢
- ワーケーションをしたことがある
- ワーケーションをしたことはないが、今後の利用を検討中である
- ワーケーションをしたことはなく、利用検討もしていない
- わからない / 回答できない
【質問】どのエリアでワーケーションを利用、あるいは検討しましたか。あてはまるものを最大3つまで選択ください。
ワーケーションの利用者および検討者に対してワーケーション先のエリアについて質問をしたところ「関東エリア」「東北エリア」「北海道」が上位となった。
選択肢
- 国内 – 北海道
- 国内 – 東北エリア
- 国内 – 関東エリア
- 国内 – 北陸・甲信越エリア
- 国内 – 東海エリア
- 国内 – 関西エリア
- 国内 – 四国エリア
- 国内 – 中国エリア
- 国内 – 九州エリア
- 国内 – 沖縄エリア
- 海外
- わからない/回答したくない
【質問】ワーケーションの期間について最も近いものをご回答ください。
ワーケーション利用経験者および検討者にワーケーション期間について質問をしたところ、最も多い回答が1泊2日で、対象者の32%であった。次いで、2泊3日、さらに3泊4日〜6泊7日と続いた。回答者の83.5%が1週間以内のワーケーションであった。
選択肢
- 日帰り
- 1泊2日
- 2泊3日
- 3泊4日~6泊7日
- 1週間~1ヶ月
- 1ヶ月以上
- わからない/回答したくない
【質問】ワーケーションで重視するポイントはなんですか?2つまで選択ください。
ワーケーション利用経験者および検討者にワーケーションで重視するポイントを質問した。トップは「費用」で全回答の27.1%、次いで「エリアロケーション」が21.8%と続いた。反対に「観光やアクティビティの充実度」は3.5%と最も低い結果となった。
選択肢
- エリアロケーション
- 費用
- 自宅からの距離
- 食事
- ワーキングスペースの充実度
- 宿泊施設の充実度
- エリアでできる観光・アクティビティなどの充実度
- その他
【質問】ワーケーションについての満足度はいかがでしょうか?
最後にワーケーション利用経験者にワーケーションの満足度について質問した。「大変満足」と「どちらかといえば満足」を合わせると89.8%が満足と回答したことから利用者の満足度の高さがうかがえる。
選択肢
- 大変満足
- どちらかといえば満足
- どちらかといえば不満足
- 非常に不満足
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