社内Wikiツールまとめ14選 | 社内の情報共有に効果を発揮するサービスを紹介

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本記事では最新版のおすすめ社内Wikiサービスをご紹介します。チームの情報共有をより活発化したいと考えているリーダーの方は本記事を見ることで「手軽に、かつ仕事質を高めながら情報共有ができる最新版ツール」を網羅的に知ることができます。社内Wikiは、規則、マニュアル、体制、ノウハウをはじめとする各種情報を体系的に整理できるたツールを指します。

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社内Wikiはこんな場面で活躍

社内Wikiは情報探しのストレスからチームを解放してくれるツールです。社内Wikiは以下のように、データ(テキスト、画像その他ファイル)を整理してチームごとに活用が可能になります。

  • 社内の体制図
  • ファイルの置き場
  • 各チームの担当や名簿
  • 重要なアナウンスの履歴確認
  • 各種マニュアルの置き場

社内Wikiを選ぶための5つのポイント

社内Wikiの利用目的を整理したところで、社内Wikiツールを選ぶうえで外してはいけないポイントが5つあります。

  1. 検索性が高い:貯まった情報にすぐにアクセスできる
  2. 匿名ではなく誰が書いたかわかる:誰がいつ作成・編集したか。バージョン管理できることが重要です。
  3. 社内インフラとの親和性を考慮する:既存のシステムとの連携性
  4. クロスデバイスで使える:PCだけでなくアプリでも使えることは必須です
  5. サポート体制が充実している:困ったときにすぐに対応してくれるサポート体制があるかどうか

基本的には上述の5つのポイントを参考にしたうえで、組織にとってベストなサービスを選ぶことがより良いと考えられます。無料でお試しができるサービスも多いため、ポイントを念頭に入れていただきながら実際に触ってみるのがより効率的な選定になるかと思います。

最新版社内Wikiツールまとめ

ここからは本題の「社内Wikiツール」を一気に紹介します。無料トライアルできるサービスも多いためまずは実際に触ってみることをオススメします。

 

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アトラシアンが提供-Confluence(コンフルエンス)

Confluence(コンフルエンス)はアトラシアンが提供するコラボレーションツールです。ブログのように柔軟にWikiページを作ることができます。またプロジェクト毎に権限を分けたりなど、体系的な情報整理に非常に使えるツールとなっています。Yahoo!やFacebookをはじめとした名だたるIT企業が使っていることでも有名です。

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Confluenceを運営するアトラシアンは他にもTrelloやJiraといった超有名タスク管理ツールをリリースしているためここらへんのサービスとの連携も非常にシームレスにできることが利点といえるでしょう。

ポイント

  • ブログのように柔軟にWikiページを作成できる情報ストック特化型のコラボレーションツール
  • マクロと呼ばれるアドオン機能が充実しており様々なカスタマイズが可能
  • JiraやTrelloなどの自社ツールはもちろん、豊富な外部ツールとの連携が可能
Confluence | コンフルエンス

アトラシアン株式会社

Confluence は、知識を集め、共同作業するためのリモートでも使いやすいチームのワークスペースです。

親しみやすいデザイン-Notion(ノーション)

Notion(ノーション)「タスク管理」×「ドキュメント管理」×「ナレッジ共有」×「情報管理」をワンサービスで利用可能なコラボレーションサービスです。例えば、マニュアルとカンバンボードを同じページ内で管理できたりなどページ構成の幅が広いところが魅力です。Notion(ノーション)運営の「Notion Labs」は2020年の資金調達で一躍ユニコーン企業の仲間入りをするなど急成長中のサービスです。

以下の記事ではGIFでの説明を多用しながらNotion(ノーション)を解説しています。Notion(ノーション)がどういうサービスであるかイメージがしやすいかと思います。

ポイント

  • プロジェクト管理、Wiki、ファイルストレージなどがワンストップでパッケージ化
  • 絵文字を全面に押し出した親しみやすいデザイン
  • カンバンボードから表機能まで多彩な表示機能
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Notionはドキュメント管理・ナレッジ共有・タスク管理を1つで行うことができる多機能なナレッジ管理ツールです。

ドキュメント管理に特化-NotePM(ノートピーエム)

NotePM(ノートピーエム)は社内のナレッジ情報を一元管理可能な社内wikiに特化したサービスです。NotePM(ノートピーエム)の特徴はドキュメント管理に特化した豊富な機能です。例えば、高機能エディタやテンプレートでマニュアルなどの社内ドキュメントを手軽に整理できたり、コメント機能や権限管理など大人数チームであってもコラボレーションしやすい機能があるプラットフォームです。

ポイント

  • ドキュメント管理に特化した社内wikiサービス
  • チャット連携やAPI対応など主要なツールとの連携も可能
  • 30日間の無料トライアルあり

NotePM(ノートピーエム)

株式会社プロジェクト・モード

NotePM(ノートピーエム)は、全国で5,000社以上の登録実績を誇る社内wikiツールです。社内マニュアルや議事録などの社内情報や業務ノウハウなどのナレッジを一元管理し、業務効率化・組織パフォーマンスを向上させます。

国内最大級のプロジェクト管理ツール-Backlog(バックログ)

Backlog(バックログ)は福岡・東京を拠点とするヌーラボ社が運営する国内最大級のプロジェクト管理ツールです。Backlog(バックログ)の特徴は、Wiki機能はもちろん、プロジェクト管理機能、バグ管理機能などサービス運営において必要なソリューションがワンパッケージで利用できる点です。また、国産のツールであるためサポート体制の安心感も強みといえるでしょう。無料で30日間お試しできる点も魅力的です。

ポイント

  • プロジェクト管理、Wiki、ファイルストレージなどがワンストップでパッケージ
  • 日本の企業ヌーラボ社が運営しているため、日本語で使いやすい
  • Slack、Trelloなど主要なサービスと外部連携が可能
Backlog (バックログ)

株式会社ヌーラボ

Backlogはウェブ制作、ソフトウェア開発、大手広告代理店、全国版新聞社など様々な業種で使われているタスク・​プロジェクト管理ツールです。

Backlogに関して、ユーティリーでは様々なテーマで記事を掲載しています。以下の関連記事まとめをご参照ください。

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クラウドベース-Wrike(ライク)

Wrikeは前述のバックログと同様コラボレーションツール、ファイルストレージサービス、Wikiサービスなどがワンストップで使えるクラウドベースのコラボレーションサービスです。GoogleやAirBnBをはじめとする有名IT企業が使っていることでも有名です。

ポイント

  • プロジェクト管理、Wiki、ファイルストレージなどがワンストップでパッケージ化
  • 5人までなら無料で使える!
  • パーソナルダッシュボードでコミュニケーションを促進

Wrikeは圧倒的に使いやすく、現場と経営層、どちらからも高く評価されているタスク管理ツールです。日本国内では1,000社以上の導入実績を誇り、各社の事業成長をサポートしています。どの業種・どの業務にもフィットするカスタマイズ性を備えています。

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チームのための新しい共有ノート-Scrapbox(スクラップボックス)

Scrapboxはメモ帳のように低いハードルで簡単にドキュメントを共有できるサービスです。ページは単語のリンクを通じてリンクしているので煩わしいリンク構造を考えずともチームメンバーとナレッジを共有することができます。

ポイント

  • 単語のリンクを通じてページをリンク構造化
  • リアルタイムの同時編集が可能
  • 1アクションで画像や動画、地図を添付できる

Scrapboxについてより詳しく知りたい方は以下の記事を参照ください。具体的な使い方のイメージがわくかと思います。

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厳選機能のWiki特化サービス-DocBase(ドックベース)  

DocBase(ドックベース)は株式会社クレイが運営する社内Wikiに特化したコラボレーションサービスです。コラボレーションに必要不可欠な厳選機能をシンプルで使い勝手のよいインターフェースで使うことができます。同時編集機能、Markdown対応はもちろんのこと、Wikiツールの肝である検索機能はタグ、グループ、メンバーから見つけたい情報を即座に探すことができます。国内スタートアップ企業を中心に多くの企業で利用されています。

ポイント

  • Wikiサービスに特化したコラボレーションツール
  • 同時編集機能で議事録作成もあっという間
  • 高度な検索機能で情報共有を極限まで効率化

30日間の無料利用が可能です。是非お試しください!

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DocBase(ドックベース)

株式会社クレイ

DocBaseは導入実績10,000社を誇る情報共有のためのツールです。UIはシンプルではあるものの、非常に優れた機能が備わっています。そのひとつである同時編集機能を使えば、1つのメモを最大10人まで同時に編集でき、リアルタイムに反映されるので、作業効率アップを期待できるでしょう。

マイクロソフトが提供-Microsoft Teams Wiki

マイクロソフトが提供するコミュニケーションツールTeamsにもWiki機能があります。すでにコミュニケーションツールとしてTeamsを利用している場合はとても親和性が高く利用をすることができるでしょう。

ポイント

  • マイクロソフトのコミュニケーションツール内で利用可能
  • WikiスペースからTeams内でチャットを行うことができる

Teamsに関しては以下の記事で詳細をご説明しています。

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Microsoft Teams (チームズ)

日本マイクロソフト株式会社

Teamsはチームワークを実現する安全なコラボレーション プラットフォーム。リモート ワーク、テレビ会議、インスタント メッセージング、グループ チャットの利用ができます。

シンプルな設計-Qiita:team(キータチーム)

Qiita:teamは、プログラミングのコミュニティサービスQiitaを運営するIncrementsのWikiコラボレーションツールです。Qiitaのよに簡単に記事を書いて投稿ができ、記事に関してはその場でコミュニケーションが可能なプロダクトです。まさにエンジニアのノウハウ共有のQiitaの世界をそのまま社内Wikiにしたツールとなっています。

ポイント

  • フィードに記事を投稿するだけのシンプルな設計のWikiツール
  • 開発ドキュメントの作成もしやすい

Qiita:teamは、誰でも簡単に読みやすい記事を書くことができる社内向け情報共有サービスです。チームのコミュニケーションを活性化し、共に成長する場を提供します。

自律的なチームのための情報共有サービス-esa(エサ)

esaは合同会社 esaが運営するWikiサービスです。「情報を育てる」という視点で作られた、自律的なチームのための情報共有サービスがesaのコンセプトとなります。編集をしながらリアルタイムに見れるリアルタイムプレビュー機能、書き途中として共有できるWIP機能など、そのプロダクトコンセプトに忠実な機能が用意されています。基本的なシンプルにドキュメントを作成していく特化型のWikiツールとなります。

ポイント

  • シンプルなUIが魅力の特化型Wikiツール
  • 書き途中でもシェアができるWIP機能あり
  • webhookで主要な外部サービスと連携ができる
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esa(エサ)

合同会社 esa

esa(エサ)は、チームでのナレッジ共有を助けるサービスです。ドキュメントの作成、共有、検索が容易に行えるため、プロジェクトの進捗管理や情報の整理に役立ちます。エンジニアやデザイナーなど、多岐にわたる職種のプロフェッショナルに向けたサービスです。

クラウド型のwikiツール-Kibela(キベラ)

Kibela(キベラ)はビットジャーニーが運営するクラウド型のwikiツールです。Markdownエディタや議事録などの定型フォーマットなど基本的な機能が揃っているWikiツールです。5ユーザーまでは無料のプランなどがあり、スモールチームにはコストパフォーマンスが良いツールであるといえるでしょう。

ポイント

  • マークダウンに対応
  • 5ユーザーまで無料で利用が可能
Kibela(キベラ)

株式会社ビットジャーニー

Kibela(キベラ)は、中小企業から大企業まで、業界や職種を問わず、誰にでも簡単に使うことができる持続可能な情報共有サービスです。業務効率化によりチームが自律化することで、情報資産の価値が高まり、ビジネスに還元します。

リテラシーが高いチーム向け-Guru

GuruはアメリカのGuru Technologiesが提供する社内Wikiサービスです。ドキュメント作成、権限管理、共有といった基本的なWikiサービスの機能を利用することができます。Slackとの連携が非常に強く、Slack上のGurubotを利用するとシームレスに情報更新を行うことができます。リテラシーが高いチーム向けのWikiツールであるといえるでしょう。

ポイント

  • アナリティクス機能でコラボレーションを分析できる
  • Slack上からWikiを参照したり編集したりできるSlack連携機能が充実している
Guru(グル)

Guru Technologies, Inc

Guruは、企業の情報共有を助けるオールインワンのwiki、イントラネット、ナレッジベースのソリューションです。AI機能を活用して、チームの作業を効率化し、信頼できる情報を提供します。

ドロップボックスが提供-DropboxPaper

Dropbox Paperはファイルストレージサービスであるドロップボックスが提供するコラボレーションサービスです。コメント機能やファイル共有機能などが付いています。特にドロップボックスらしくファイルストレージサービスとの連携がシームレスであるため、社内のストレージサービスについてドロップボックスを利用しているチームは親和性が高いと言えるでしょう。

ポイント

  • ドロップボックスが運営しているコラボレーションサービス
  • プロジェクト管理機能付き
  • Dropboxとの連携がシームレスに可能

DropboxPaperは、Dropboxが提供するリアルタイムの共同編集が可能なドキュメントツールです。ユーザーはテキスト、画像、タスクリストなどを自由に追加して、チームとのコラボレーションをスムーズに行うことができます。

Evernoteとシームレスに連携-Evernote Teams

Evernote Teamsはメモ&タスク管理サービスEvernoteが提供する法人向けのコラボレーションサービスです。Wiki機能に加えてプロジェクト管理などのコラボレーション機能が付いています。Evernote は、Slack、Outlook、Google ドライブ、Microsoft Teams、Salesforceなど主要な外部サービスと連携して使うことができます。

ポイント

  • Evernoteとシームレスに連携
  • プロジェクト管理、Wiki機能などがワンストップで利用可能

Evernote Teamsは、ビジネスチーム向けに設計されたコラボレーションと情報共有のプラットフォームです。個々のチームメンバーがノート、タスク、スケジュールを一元管理でき、共同作業が容易になります。社内Wikiの構築も可能で、重要な情報がすぐに見つかります。

おわりに

一口にWikiツールといっても特化型、オープンソース型、コラボレーションツールとのパッケージ型など様々なサービス内容があることがおわかりいただけたかと思います。チームの状況を考慮しながらより適切なツール選定の一助となれば幸いです。以上で、社内Wikiツールに関しての記事を終わります。

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