サイトアイコン Utilly(ユーティリー)

ブログやサイトの広告収益化に必須のツールGoogleアドセンスの基本

This post is also available in: English

はじめに

ブログやサイト運営において広告収益などのマネタイズを考えるタイミングは遅かれ早かれやってくるかと思います。

収益化の王道が広告収益ですが、そのなかでもよりメジャーなのがGoogleアドセンスです。

本エントリではGoogleアドセンスの審査からマネタイズの基本をご紹介します。

Googleアドセンスとは

 

 

GoogleアドセンスはGoogleが提供する広告のマネタイズサービスです。

自分のブログやサイトにアドセンスの広告を掲載することで広告収益を得ることができます。

 

アドセンスの収益について

アドセンスの収益について説明します。

基本の考え方としてはサイトのPVが上がれば上がるほど収益も増えていきます。

 

 

 

主な収益のカテゴリは以下の3つになります。

単価が高いのはクリックであると言えるでしょう。

基本的にはページビューが増えると一定の割合でクリックが発生します。

ページビュー単価は0.1〜0.5円程度であることに対し、クリック単価は20円〜100円まで向上します。

 

 

アドセンス開始には審査が必要

自社サイトに収益をもたらすということで非常によりツールではありますが、アドセンスは誰でも簡単にはじめれるわけではありません。

アドセンスに登録するためには審査が必要になります。

自分のサイトが必要

また、審査の大前提として自分のメディアやブログが必要になります。

twitterやFacebookページなどでは対応ができないため、必ずドメインをとってサーバーと契約をしている自分のサイトを作っていることが必要となります。

 

 

アドセンス審査までの下準備

サイトを作って何もコンテンツがないまま審査に出すと高い確率で落ちます。

理想的には広告なしでコンテンツを作り一定期間運営実績を作ることが必要となってきます。

しかしながら、どの程度実績を作ればいいのか?と疑問がわくかと思いますので審査に最低ライン必要な準備をまとめました。

このラインはメディアによっても異なってくるため必ず大丈夫というラインではなくあくまで目安であるとお考えください。

 

審査でNGになる可能性が高く気をつけるべきこと

コンテンツが十分にあったとしても審査に通らないケースもあります。

それはGoogleのコンテンツポリシーに禁止事項に抵触している場合です。

コンテンツポリシー

Googleにはコンテンツに関わるルールがポリシー化されています。

 

Googleで認められていないのは以下のコンテンツです。

 

広告ポリシー

コンテンツポリシーとセットで見る必要があるのが広告ポリシーです。

これは意図的に広告がクリックしやすい作りにしていたり、広告をクリックさせるためにユーザビリティを著しく低くさせるようなサイト運営の仕方を取り締まるポリシーです。

いくつかポイントを抜粋します。

 

誤クリックの回避

引用:
Google 広告をクリックするようユーザーに促す行為は、どのような方法であっても認められません。メニュー、ナビゲーション、ダウンロード用リンクといった他のサイト コンテンツと誤認させるような形で広告を配置することもこれに該当します。

 

広告の不自然なアピール

引用:
Google 広告を不必要または不自然にアピールすることは禁止されています。たとえば次のような表示が含まれます。

 

まとめると、「ズルして不自然に広告表示をしない」ということを気をつける必要があります。

審査通過後にポリシーに抵触する変更を行うこともNGですのでお気をつけください。

アドセンスの審査フロー

それでは実際の審査フローを簡単に紹介します。

サイトにアクセス

アドセンスのページにアクセスします。

Googleアカウントにログイン

Googleアカウントの入力を求められます。

Googleサービスですので、Googleアカウントを持っていることが前提となります。

ない場合はまず作りましょう。

 

サイト情報を入力

サイト情報を入力します。

次の画面で利用規約に同意をします。

支払い情報を入力

次に支払い情報を入力します。

間違いなくご自身の情報を入力ください。

電話番号の入力

次に電話番号を入力します。こちらも間違いのないように。

気をつけるポイントが一点あります。

携帯電話の番号は国番号「+81」を入力することです。
例えば、「090」の場合は、「+8190」になりますのでお気をつけください。

 

サイトをアドセンスにリンクする

最後にサイトをアドセンスにリンクする作業があります。

「お客様のページの HTML(<head>タグと</head>タグの間)に貼り付ける必要があります。」というのがアドセンスの指示ですが具体的には以下の作業をします。

※ワードプレスでの設置を前提にします。

ワードプレス管理画面を開き、「外観」>「テーマエディター」にいく。

右側から「header.php」と記載されている箇所をクリックします。

control+Fあるいはcommand+Fで「/head」と検索します。

/head が見つかったらその直前にコードをコピペします。

コピペを確認したらファイルを更新して閉じましょう。

アドセンス画面に戻って完了を押すとひとまず審査対応は完了です!

 

審査の待ち時間の目安

審査の待ち時間は人によってまちまちでありそうです。

数日で審査完了した方もいれば、数週間待たされている方も散見されます。

審査に通過すると、アドセンス承認手続き完了のお知らせメールが届きます。喜びもひとしおです。

 

アドセンスの基本的な使い方

Googleアドセンスの基本的な使い方を説明します。

広告ユニットを作成する

基本的には広告ユニット単位で考えます。

おおきく以下の種類があります

 

 

  1. ディスプレイ広告
  2. インフィード広告
  3. 記事内広告
  4. 関連コンテンツ(※一定の運用後に出現します)

例えばディスプレイ広告を選択します。

広告の名前を入力し、サイズを決めます。

サイズは基本的にレスポンシブが推奨です。

コードが吐き出されますので、これを広告を設置したい場所にコピペして完了です。

15分程度で広告が出現します。

 

管理画面で広告の状況を確認する

アドセンスの管理画面で広告の状況を確認できます。

 

 

などなどを調べることができます。

 

ぶっちゃけどの程度稼げるの?

Googleアドセンスにも大枠の相場が存在します。

基本的な考え方は1PVにつきざっくり0.5円の価値があるということです。

1PV = 0.5円の価値

ですので、これにPVを掛け合わせるとだいたいのサイトの価値になります。

例えば以下が月間PVであるとすると、月間の収益性もそのまま出せます。

これはクリックなどももろもろ含まれた結果としての価値となります。

 

1,000PV = 500円
1万PV = 5,000円
10万PV = 50,000円
100万PV = 500,000円
1000万PV = 5,000,000円

 

この相場から、CTRを高めたりいろいろと工夫をしていくことで収益性を高めていくことができます。

10万PVを超えたあたりから、純広告などの引き合いも増えてくるかと思いますので、指数関数的に収益性は高めって行くとも言えるかと思います。

より収益性を高めるために

収益性を高める手法の一つとしてアフィリエイトがあります。

アフィリエイトは成果報酬型広告と呼ばれる手法で、自分のサイトの広告経由で広告主の商品やサービスの登録が完了すると報酬がもらえるモデルです。

アフィリエイトもマネタイズには必須と言える手法です。

ユーティリーではアフィリエイトおよびアフィリエイトサービスプロバイダーに関する記事も掲載しておりますのでこちらもあわせてご覧ください。

メディア収益化の王道!今更聞けないアフィリエイトサービスプロバイダーの仕組み

 

ads.text対応を行う

すでにGoogleアドセンスの設置が完了しているアカウントの中で、Googleから「ads.txtに関する警告」なるものが表示されているアカウントもあるかと思います。

こちらは対応を怠ると広告停止も有り得る大きな事象で対応必須ですので必ずご対応することを推奨します。

詳しくはユーティリーでも記事を掲載しております。

Googleアドセンスにおけるads.txt 警告のワードプレス対応方法 〜 Googleクラウドプラットフォーム(GCP)編 〜

 

最後に

以上でGoogleアドセンスの基本に関する記事を終了します。

モバイルバージョンを終了