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はじめに
DVDや音楽CDなどの整理の一環としてPCにデジタルデータとして保管をしたいケースがあるかと思います。
このようなケースは多くの場合「リッピングソフト」を利用します。
本記事においては高品質のリッピングが実現できる「MacX DVD Ripper Pro」についてご紹介します。
リッピングソフトとは
そもそも「リッピング」とは何でしょうか。
聞きなれない方もいらっしゃるかと思うので簡単に説明します。
リッピング(=Ripping)は、「切り取る」を意味する英語ですが、
DVDなどに記録されているデータをファイル化してPCなどに取り込むことを指します。
「DVDの動画をリッピングする」といった使い方をします。
MacX DVD Ripper Proとは
MacX DVD Ripper ProはDigiarty Software社が提供する高品質なリッピングソフトです。その名の通りMacユーザ向けのソフトですが、もちろんWindowsユーザーも利用ができます。Windowsユーザーの場合はMacX DVD Ripper Pro for Windowsを利用することができます。
MacX DVD Ripper Proを手に入れる方法
MacX DVD Ripper ProはデスクトップアプリケーションですのでPCにインストールして利用します。オフィシャルサイトからダウンロードが可能です。まずはトライアルをしてみたいという方向けには無料版も提供していますので開始のハードルは非常に低いといえるでしょう。
MacX DVD Ripper Proの料金体系
無料版に関しては5分間のリッピングに限られてしまうため、長時間のリッピングを行いたい場合は有料版へのアップグレードがおすすめです。
有料版は通常価格 7,200 円です。
MacX DVD Ripper Proの特長
続いてMacX DVD Ripper Proの特長を説明していきます。
業界最速のリッピングスピード
リッピングをするうえで気になるのが待ち時間ですよね。
MacX DVD Ripper Proは業界最速のリッピングスピードを謳っており、待ち時間のストレスを大幅に軽減することができます。
例えば、長編DVD映画をリッピングするのにかかる時間はたったの5分となっております。
様々なプロファイルに対応
MacX DVD Ripper ProはMP4, MPEG, HEVC, WMV, AVC, TS/MTS/M2TSなど主要なプロファイルはもちろん400種類近くのプロファイルに対応しています。ほとんど全ての形式に変換することができます。
様々な種類のDVDに対応
例えば市販のDVDやレンタルDVDなど様々な種類のDVDにも対応しています。
コピーガード対策も万全
コピーガードDVDや地域ロックなど、最新のコピーガードに対してもアップデートがかかっています。
動画の編集までできる
MacX DVD Ripper Proはリッピングのみならず、クロップ、トリミング、字幕など基本的な動画編集の機能までついています。例えば、DVDからリッピングした動画のいらない箇所を切り取ってファイルを保存したりといったことも可能になります。
DVDをiOSデバイスに取り込める
MacX DVD Ripper ProはリッピングしたデータをiOSデバイスに取り込みやすいという利点があります。プリセットが多く備わっているため端末に最適化した保存を行うことが可能です。
サポートしているOS
iPhone XS/ XS Max/ XR/X/8/8 Plus/7/7s Plus/6SE/6s/6s Plus6/6 Plus/5s/5/4s、iPad Pro/iPad mini4/mini3/Air2/Air、iPod touch6/5/4/nano/classic、新型Apple TV/Apple TV、Retina MacBook、新型Macbook、Macbook Air2015 、iMac Retina 5Kディスプレイモデル、iTunesなど
MacX DVD Ripper Proの使い方の基本
それでは、MacX DVD Ripper Proの使い方について簡単に説明をしていきます。
簡単3ステップ
様々な機能があるMacX DVD Ripper Proですが、基本の使い方は3ステップです
- DVDをソフトに入力する
- 出力形式を選択する
- 変換ボタンをクリックするだけ
それでは具体的にご説明をしていきます。以下がメイン画面です。
DVDを挿入
まずはリッピングしたいDVDをディスクに挿入します。コピーしたいディスクを選択します。
リストを選択
リストから該当のディスクを選択し、OKをクリックします。するとDVDの読み込みが始まります。
出力形式を選択
DVDの読み込みが完了すると、出力形式を選ぶことができます。
プロファイルは以下です。
大カテゴリ>中カテゴリといった階層構造になっています。
- 通常の動画ファイル
- DVDバックアップ
- Appleデバイス
- Android Pad(タブレット)
- Microsoftデバイス
- ソニーデバイス
- 他のデバイス(ブラックベリー、ノキア、PDA、ZEN etc.)
例えば、Appleデバイスを選択するとiTunes動画などより詳細の動画プロファイルを選択することができます。
変換開始
ファイルの置き場を参照できたら「RUN」をクリックして変換を開始します。
変換が完了したら「全てのタスクを完了しました。」という表示が出ます
ファイルは指定したフォルダに格納されていることが確認できるかと思います。
以上で基本的なリッピング方法を終えます。
編集機能も
MacX DVD Ripper Proはリッピング機能に加えて編集機能もついています。リッピングついでに動画を整理したり、なんてことも気軽にできます。編集機能は複雑ではなく、基本的な機能がついています。オリジナルバージョンと編集バージョンが左右に並ぶレイアウトとなっているのでビフォーアフターが見比べやすい利点があります。
- 字幕:字幕の設定ができます
- トリミング:開始/終了時間をトリミングできます。
- クロップ&拡張:位置やサイズを設定して切り取りなどができます。
- 音量調整:0から100まで調整可能です
最後に
MacX DVD Ripper Proは画質を維持しながらスピーディーにリッピングが可能なソフトであることがおわかりいただけたかと思います。ご紹介の通り多機能なソフトであるためこれ一つでほとんど全てのケースに対応ができるかと思います。MacX DVD Ripper Proを提供しているDigiarty Software社では他にも高品質なソフトウェアを提供しています。ユーティリーではDigiarty Software社製品に関しても多く紹介をしています。よろしければこちらの記事もご覧くださいませ。
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