ヒートマップが使えるアクセス解析ツールPtengineの使い方を紹介

  • 最終更新日:2023-08-12
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本記事はヒートマップツールのPtengineを解説します。ヒートマップツールを使うことで、ユーザーがサイト内のどこを注視しているのかが直感的に分析できます。特に、マーケティング担当やWebサイトの運用担当の方にとって心強いツールといえるでしょう。

Ptengineとは

Ptengine(読み方:ピーティーエンジン)は、株式会社Ptmindが運営するユーザー体験分析ツールです。2013年にサービスを開始し、世界中に15万人を超えるユーザーが利用しています。グッドデザイン賞を受賞した見やすくわかりやすい画面が特徴です。マイクロソフトやナイキなどのグローバルの大企業の導入実績があります。Ptengineを使うことでユーザーの動きが把握しやすくなります。ヒートマップツールは色で直感的にユーザーの行動を可視化できます。

Ptengineでは以下のようなメリットを得れます。

ポイント

  • どのエリアが見られているのかがわかる
  • サイト上での離脱が多いポイントがわかる
  • ボタンなどのクリック率がわかるため、効果が良いレイアウトの示唆を得られる

 

他のヒートマップツールをチェック

ミエルカヒートマップ

株式会社Faber Company

ミエルカヒートマップは、ウェブサイトのユーザー行動を可視化するヒートマップツールです。このサービスを使用することで、ウェブサイトのどの部分がユーザーによくクリックされているのか、どの部分を長く見ているのかなどの情報を得ることができます。

 

Ptengineの導入方法

Ptengineの導入方法について説明をします。基本的には、タグをサイト内に貼り付けるだけで開始できます。Googleタグマネージャーなどのタグマネジメントツールですぐに設置が可能です。

Ptengineの使い方

続いてPtengine使い方を解説します。

Ptengineの管理画面

以下がPtengineの管理画面のメインビューとです。上部のタブと、左側のメニューで各種分析をします。

デフォルトでは、右側にダイジェストの数値レポートが表示されます。

Ptengineの使い方:数値レポート

数値レポートではサイトの訪問者数や新規率などの基本的なアクセス系指標を確認できます。

訪問者数やUU(ユニークユーザー数)などグラフでわかりやすく分析できる画面です。どの経路でサイトへ訪れたか、どの検索キーワードで記事にたどり着いたか細かく表示されていました。また、ユーザーがどのデバイスを使っているのかが把握できます。

Ptengineの使い方:リアルタイム数値レポート

リアルタイムの数値データを見る場合は、左側のメニューバーから「リアルタイム」→「ダイジェスト」を選びましょう。上のタブは「数値レポート」を選択します。

リアルタイム数値レポートでは過去10分におけるユーザー数や閲覧ページ数がわかります。

Ptengineの使い方:コンバージョン

コンバージョンとは「ユーザーに到達してほしい目標やゴール」です。狙ったコンバージョン通りにユーザーが動いてくれているかを確認できます。計測できるのは主に以下の内容です。

メモ

  • 目標ページ到達数
  • 登録数
  • 定期購読数
  • 購入数 etc.

自ら設定したコンバージョンを計測していきます。コンバージョンの設定・チェックしたい場合は、「コンバージョン」タブを選択しましょう。

Ptengineの使い方:ヒートマップ

ヒートマップを見る場合は、上記タブの「ヒートマップ」を選択しましょう。選択後、以下の画面に移行します。

クリックヒートマップ

ヒートマップを見たいURLや記事タイトルをクリックすると、「クリックヒートマップ」を閲覧できるページになります。ヒートマップの測定期間の選択が可能です。

ヒートマップ画面が小さくて見えづらい場合は、「ウェブビュー」をクリックしてみましょう。

クリックヒートマップの見方は簡単です。多くクリックされている部分は赤く、少しだけクリックされている部分は青く表示されます。例えば、赤い部分を見てみると、ユーザーは目次をクリックしたあとに、読みたい項目へとジャンプしていることが把握できます。

なお、黒い横線と%が記載されている数値はスクロール到達率です。スクロール到達率は、記事を読み進めているユーザーの割合を表しています。

スクロール到達率を見ると、例えば、記事を最後まで読んだユーザーは13%だということがわかります。

アテンションヒートマップ

もうひとつのヒートマップである「アテンションヒートマップ」の見方も解説します。タブの「アテンション」をクリックしてみましょう。

アテンションヒートマップでは、ユーザーがページ内のどの部分をしっかり読んだかを把握できます。

文章が画像を読んでいる部分は赤く表示され、読み飛ばされている部分は緑~青で表示されていました。

ユーザーが、記事内のどの情報を欲しているかがわかります。読了率を向上させられるため、参考にしましょう。

Ptengineの料金

Ptengineは無料版・有料版があります。使える機能の違いを知りたい方は、以下の一覧を参考にしてください。

無料版 エコノミー ビジネス ファースト エンタープライズ
料金 0円 14,800円 29,800円 49,800円 従量課金
計測可能PV 3,000 30,000 90,000 180,000 カスタマイズ
計測イベント数 100 1,000 3,000 10,000 カスタマイズ
計測可能ドメイン数 1 1 1 3 カスタマイズ
セグメント機能 × ×
ヒートマップ利用可能ページ 1 無制限 無制限 無制限 カスタマイズ
コンバージョン設定数 5 10 20 30 カスタマイズ
データ保存期間 2か月 3か月 12か月 12か月 カスタマイズ
ヒートマップデータ保存期間 1か月 3か月 6か月 6か月 カスタマイズ
サポート ヘルプサイト

コミュニティ

ヘルプサイト

コミュニティ

ヘルプサイト

コミュニティ

チャットサポート

ヘルプサイト

コミュニティ

チャットサポート

ヘルプサイト

コミュニティ

チャットサポート

電話サポート

専任担当者

トレーニングメニュー

Ptengineを使ってみたい方はまずは無料プランから試してみることをオススメします。

おわりに

本記事を通してヒートマップツールPtengineの使い方が大枠おわかりいただけたかと思います。Webサイトの改善を検討している方は、一度Ptengineのトライアルを検討してみるのもよいかもしれません。

 

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