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無料で使えるサイト解析ツールSimilarWeb(シミラーウェブ)

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マーケティングを行なっていると、競合サイトの影響力について調査が必要な場面がありますよね。そんな時に非常に役立つのがSimilarWeb(シミラーウェブ)となります。本記事では無料でも使えるサイト解析ツールSimilarWeb(シミラーウェブ)についてご紹介します。

SimilarWeb(シミラーウェブ)とは

SimilarWebは指定したWebサイトのトラフィックを分析できるツールです。例えば、「競合サービスのPV数や訪問者数を知りたい」というケースでSimilarWebを使うと簡単に調査をすることができます。

SimilarWebの登録方法

SimilarWebは無料で登録が可能です。サインアップ画面から名前、会社名、メールアドレスを入力してアカウントを作成します。GoogleやLinkedInのアカウントでも連携が可能です。

シミラーウェブの公式ページ

SimilarWebの料金体系

続いて、SimilarWebの料金体系を説明します。SimilarWebには無料版と有料版の2つの料金プランがあります。無料版は有料プランの機能が制限されています。

SimilarWeb(無料版)で閲覧できる主なデータ

SimilarWeb(シミラーウェブ)無料版は機能制限があります。無料版で確認ができる主なデータは以下です。

無料版においてもベーシックなデータが確認可能であることがおわかりいただけるかと思います。

有料版でできること

有料版ではさらに多くの機能を利用することができます。例えば、アプリのランキングやインストール数などの解析、サブディレクトリの解析など非常にアドバンスドな機能が利用可能となっています。有料版の値段は個別の条件によって変動するとのことですがだいたいの予算感は月額50万円〜200万円ほどになるとのことです。

 

SimilarWeb(シミラーウェブ)の使い方

それでは早速SimilarWeb(シミラーウェブ)の使い方をご紹介します。SimilarWebの使い方は非常に簡単です。メインページの右上にある検索窓に調査をしたいサイトのURLをコピペで貼るだけです。アカウント登録させ済ませていればほぼ即時にリサーチが可能です。

なぜ多くのサイトのデータが取得できるのか?

SimilarWeb(シミラーウェブ)は調査したいサイトのURLを入力するだけでサイトの訪問者数やトラフィックのシェアをはじめ様々な指標を確認できます。でも、なぜこのようにほぼ全てのサイトのデータを取得できるのでしょうか。

シミラーウェブでは主に以下の4つのデータソースから、独自のアルゴリズムで各サイトのデータを算出しているとのことです。(引用:SimilarWebのメソドロジー

  1. ファーストパーティデータとの接合:サイトやアプリ運営者からの直接のデータ共有
  2. パートナーサイトからのデータ:数百万のサブスクライバーを持つパートナーからのデータ。
  3. パブリックデータソース:パブリックデータポイントを継続的にスキャンする独自の技術とインデックスエンジン
  4. パネルデータ:行動パネルデータ

精度の高い大量のデータから、調査サイトの内容を推計していることがわかりました。

独自アルゴリズムによる推計が含まれるため、訪問者数などサイト規模を正確に反映しているわけではありません。しかしながら、サイトの相対的な大小などは大いに参考になるといえるでしょう。
自社のサイト規模がシミラーウェブでどの程度正確に反映されているかは、Googleアナリティクスなどの計測データと見比べることによって距離感をつかめるでしょう。
つづいて、具体的な使い方を管理画面をもとに解説します。

調査Webサイトのパフォーマンス概要を知る

シミラーウェブの管理画面で、調査をしたいWebサイトのURLを検索窓に入力します。サイトの候補がレコメンドで表示されます。

すると、メイン画面ではサイトの基本的な情報に加え、訪問者数やデバイス分布などの基本情報を閲覧できます。

続いて、確認できる指標を簡単に紹介します。無料版ではあくまで全体概要のみとなっています。より詳細を知りたい場合は有料版へのアップグレードが必要です。

訪問者のエリアを調査できる

訪問者がどのエリアからサイトにランディングしているかを確認できます。

検索トラフィックを調査できる

上位の検索トラフィックや検索流入の内訳などを確認できます。有料版では、無料検索のみならず検索広告のトラフィックに関しても知ることができます。競合がどの程度広告を出稿しているのかも知れます。

リファラルサイトを調査できる

参照元サイトを調査できます。どのサイトからサイトに流入をしているのかが一目瞭然となります。

ソーシャルメディアも調査できる

ソーシャルメディアからの流入状況なども調査できます。どのサイトに力を入れているのかも容易に知ることができます。

 

Google Chrome(クローム)拡張機能でより簡単に

SimilarWeb(シミラーウェブ)はGoogleChromeの拡張機能としても利用ができます。もはやブックマークすらする必要がありませんので、この拡張機能での利用が最も使い勝手がよいと言えるでしょう。拡張機能はChromeウェブストアにて入手可能です。

おわりに

SimilarWebがあればマーケティングリサーチをより簡単に効果的に行えるとおわかりいただけたかと思います。無料版でもおおよそのサイト規模や距離感などの把握に役立ちます。以上で、無料で使えるサイト解析ツールSimilarWeb(シミラーウェブ)の解説を終了します。

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