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再注目されるSkype(スカイプ)
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Skype(スカイプ)とは?
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Skype(スカイプ)で出来ること
Skype(スカイプ)では、数百万人もの方がオンラインで提供されているサービスを活用して楽しんでいます。では、スカイプ上ではどんなことができるのでしょうか。
音声通話
まずは音声通話が可能です。1対1でもグループでも話ができ、クリアな音声で聞き取りやすい通話を実現してくれています。さらに、Skype(スカイプ)をインストールしていない相手との通話も可能です。Skypeクレジットを利用することで、インターネットに接続していない友人の携帯電話や固定電話に、手頃な国際通話料金で通話を発信できるのです。
ビデオ通話
音声通話だけではなく、ビデオ通話もできます。最大50名のユーザーとつなげることが可能なので、大がかりなオンライン会議もSkype(スカイプ)で実現できます。また、Skype 通話を記録して特別な瞬間をキャプチャしたり、重要な決定事項にメモを付けたり、リアルタイムの字幕を使用して話している言葉を読んだりすることもできるのです。多くの人が参加するようなオンライン会議では、かなり役立ってくれる機能だといえるでしょう。
メッセージ
Skype(スカイプ)では、チャットを用いたメッセージのやり取りもできます。通話しながらの会話もできるので、話しながら必要に応じてテキストの送受信を活用するといいでしょう。
Skype(スカイプ)の特徴・メリット
続いて、Skype(スカイプ)の特徴と使うことでのメリットをご紹介します。
IDがなくても使える
Skype(スカイプ)は必ず登録しなくては使えないというわけではありません。Skype利用者が会議リンクを作成してリンクを共有すれば、リンクにアクセスするだけでWeb会議に参加できます。サインアップ不要でリンクにアクセスすればそのまま会議に参加できるので、IDがなくても使えるという特徴があります。
ダウンロードしなくても使える
ID不要であり、ダウンロードも不要なところがSkype(スカイプ)の特徴といえますSkypeがインストールされていなかった場合、リンクにアクセスするとWeb版のSkypeが自動的に開く仕様になっています。オンライン会議に使えるツールは、参加者全員がアプリをダウンロードしなければいけないということがほとんど。ダウンロードいらずで参加できるのは、手間が省けてとても楽ですよね。
様々なデバイスから利用可能
様々なデバイスから利用できることもSkype(スカイプ)の大きな特徴でありメリットです。スマートフォンからデスクトップ、タブレットなどほぼ全デバイスからSkypeは利用できます。幅広いデバイスで使えるので、いつでもどこでもアクセスすることが可能です。
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続いては、Skype(スカイプ)の使い方をご紹介!
Skype(スカイプ)の使い方
では実際に、Skype(スカイプ)の使い方について登録から順を追って説明します。
①サインアップする
Skype(スカイプ)はこちらのリンクから登録が可能です。トップページへアクセスすると、画面上部の右に「サインイン」という文字が書いてあります。そこをクリックするといくつか項目が出てくるので、初めての方は「サインアップ」をクリックしましょう。
Skype(スカイプ)にサインアップするためには、マイクロソフトアカウントが必要です。持っていない場合は、まずアカウント作成する必要があります。登録方法は、電話番号かメールアドレスのどちらか。入力し、次へボタンをクリックします。電話番号またはメールアドレスを入力したあとは、パスワードを設定し、名前を入力します。入力した電話番号またはメールアドレスに確認用のセキュリティコートが送られてくるので入力し、本人確認を済ませましょう。セキュリティ情報の質問には「問題ありません」と回答します。
②音声とビデオのチェック
本人確認が完了したら、マイクロソフトアカウントの作成完了と同時にSkype(スカイプ)にもサインインできるようになります。続いて、オーディオとビデオが問題ないかのチェックを行い、設定が完了です。
③連絡先を追加する
サインインが済んだばかりの場合は、まだ友だちが追加されていない状態であるはずです。画面左側にある「新しい連絡先」をクリックし、友だちや業務上やり取りのある相手の連絡を追加していきましょう。
④チャットや電話をする
知り合いの連絡先が追加できたら、チャットや通話を行うことができます。
会議ボタンを押すと、作成における留意点が表示されます。続行を押すと会議が設定できるので、参加してもらいたい人にリンクを共有しましょう。
「新しいチャット」を押すと、グループチャット・モデレートグループ・チャット・プライベートチャットが作れるので、必要に応じて作成します。
モデレートグループはオンラインプレゼンテーションや講義などに適しているスタイルで、メンバーの機能を細かく制御ができます。ユーザーの役割を変更したり、チャットを禁止したりもできるので、シチュエーションに合わせて活用しましょう。
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続いては、Skype(スカイプ)独自の便利機能を紹介していきます。
Skype(スカイプ)の便利な機能
Skype(スカイプ)には、チャットや通話の他にも便利な機能が揃っています。
画面共有
画面共有機能は、自分が見ている画面を通話中の相手に表示できる機能です。見ている箇所や資料を共有できるので、オンラインでもより認識を揃えて話すことが可能になるでしょう。
通話記録
通話記録も便利な機能です。その名の通り、通話を記録しておけるツールで、重要な会議やあとから見返さなければいけないインタビューの際に役立ってくれます。
リアルタイム字幕
リアルタイム字幕は、話している言葉をそのまま字幕にしてくれる機能です。音声を出して参加できない場面では、字幕機能を活用してみるといいでしょう。
プライベート会話
重要な会議など、機密性の高い場面では、プライベート会話機能を活用しましょう。エンド ツー エンド暗号化を使用することで、機密性の高い会話を非公開にすることが可能です。
Skype(スカイプ)の料金
Skype(スカイプ)は、世界中どこであってもSkypeを介した通話であれば無料で利用できます。Skypeで料金がかかるのは、Skypeではない固定電話への通話や国際電話を使用した際です。海外にいる相手に定期的に国際電話をかけるのであれば、月額プランを利用するのがおすすめです。
もし数回のみ利用する予定であれば、Skypeクレジットでプリペイドを購入し、使用した分だけ引く形式を採用するといいでしょう。
Skype(スカイプ)を使う時の便利グッズ&ツール
最後に、Skypeを利用するときに併せて使用すると便利なグッズやツールをピックアップしてご紹介します。
イヤホン・スピーカー
まずは、イヤホンとスピーカーです。ビジネスでオンライン会議をSkypeにて頻繁に利用するようであれば、イヤホンやスピーカーなどといった接続して音を出力するグッズを使った方がより快適なミーティング時間を過ごせるはずです。ひとりでSkypeを使うことが多いようであればイヤホンを、会議室に集まって遠方の取引先とSkype会議を行なうようであれば、会議室に集まる人が聞こえやすいようにスピーカーをチョイスしましょう。
マイク
マイクは、ひとりで使うか大勢いる会議室で使うかによって必要な性能が異なります。ひとりで使用する際は、周りの声を拾わない単一指向性のものがおすすめ。対して複数の人が話すような会議であれば、無指向性・全指向性のものを選ぶといいでしょう。
ウェブカメラ
オンライン会議をする際はカメラをオンにして会話をする方が多いでしょう。パソコンやスマートフォンについているカメラを使う人もいますが、パソコンと接続して使えるウェブカメラの使用もおすすめです。身振り手振りや表情を見ることで伝わるものもあるので、取り入れることをおすすめします。
バーチャル背景
Skype(スカイプ)通話にバーチャル背景を設定したいケースが出てくるかと思います。残念ながらSkype(スカイプ)単体ではバーチャル背景機能は提供しておりません。しかし、Snap Camera(スナップカメラ)というツールを使えば、好きなバーチャル背景を設定してSkype通話を行うことができます。Snap Camera(スナップカメラ)は登録不要です。インストールして、簡単な設定をするだけですぐに使うことができます。Snap Camera(スナップカメラ)の使い方に関しては以下の記事で紹介しておりますので、興味がある方はご覧ください!
ノイズキャンセリング
Skype通話時にまわりの騒音が気になる場面には、ノイズキャンセリングアプリ「Krisp(クリスプ)」がオススメです。Krisp(クリスプ)を使えば周囲の騒音を消しながら快適にSkype通話を行うことができます。しかも、自分のまわりの騒音のみならず、通話相手のまわりがうるさい場面においても騒音をカットすることができます。Krisp(クリスプ)はSkypeとは別のサービスですが、インストールをして簡単な設定でノイズキャンセリングを行うことができます。詳細は以下の記事で解説しておりますのでぜひご覧ください。
無料なのに質が高い!仕事にもプライベートにも使えるSkype(スカイプ)
世界中の人と無料で音声通話やビデオ通話ができるSkype。テレワークが広がったことによって、よりその重要性と注目度が高まっています。簡単に登録でき、利用している人も多いので、友だち同士のオンラインでの集まりにも活用できることでしょう。オンライン会議でも頻繁に用いられているSkypeは、企業向けのSkype for Businessが提供されていることからも分かるように、ビジネスとの親和性が高いといえます。仕事にもプライベートにも活用できるSkypeに、チャレンジしてはいかがでしょうか。始める際はぜひ紹介したグッズも併せて取り入れてみてくださいね。