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【ブレスト】効果的なブレインストーミングを行うために大事な10のこと

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はじめに

ビジネスが加速度を増し、変化が激しくなっているなかで日々新しい企画やアイデアを出す必要が高まっています。新しいアイデアを出す時に便利な会議方法が「ブレインストーミング」です。通称ブレストと呼ばれています。

ブレインストーミング自体は現代の社会人であれば誰でも一度は聞いたことがあるワードであると思います。「お茶でも飲みながらブレストしよう」とか「場所を変えてブレストしたい」など日常の場面で使われることが増えています。

しかし、一方で「ブレストに付き合ってください」と予定を入れられるが雑談に終始して終わったり「ブレストのミーティングだと思って参加したらアイデア自体を否定されて詰められて結果的に全く話が進まなかった」など、ブレストに関する失敗や理解不足からくる誤解が多いのも事実です。本エントリではより効果的なブレストは何かというところを検証していきます。

ブレストの目的

「そもそも何でブレインストーミングを行うの?」というところから整理をしていきましょう。

なぜブレストをしなければいけないのか、そしてブレストの目的は何なのかをまとめます。

一言で言うと、

ブレストの目的はアイデアを発散させること」です。

思考の制限を取っ払ってアイデアを沢山だすことが最大の目的です。ですので、アイデアがほとんど出ないブレストは失敗であると言わざるを得ません。

では、アイデアが泉のように湧き出るそんなブレストの成功にはどのようなポイントが必要なのかを探っていきましょう。

ブレストの成功に必要なこと

ブレストの成功に必要なポイントを先にまとめてみましょう。

詳しくは後述しますが成功するブレストに必要な要素は以下です。

準備編

準備が一番大事です。何故ブレストをやるのか、ブレストをやることで何を得たいのかが明確になればなるほどブレストの成功率は高まります。

ブレストの目的を明確にする

 

プロジェクトにブレストが必要なのかどうかをこの時点で明らかにしましょう。当たり前ですが、必要がないのにわざわざブレストを行うことはありません。参加者の時間の無駄になってしまいます。

ブレストが必要になるケースは必ず以下に絞られます。

目的を達成するためのやり方が定まっていない

例えば、「女性をターゲットにした企画をやりたい」という目的がある場合にどのようなやり方がベストなのかを議論するうえでブレストは有用になってきます。

すでにやり方やゴールが定まっている場合はそこから逆算をしてより最適なものをやるべきです。女性をターゲットにしたイベントをやるということが決まっている場合はより具体的にコンテンツを考えたり、スケジュールを考えたりという逆算での仕事の進め方ができます。

上記のような場合はブレストをやる意味が出てきます。

何のアイデアを出すのかを明確にする

ブレストの必要性がクリアになったら何のアイデアを出すのかを明確にします。アウトプットを具体的にイメージしましょう。

例えば、「TVCMの企画」や「イベントのコンテンツ」や「タイトルに使うキャッチコピー」など実際に出てくるモノを明確に定義しましょう。

ブレストの参加者を確定させる

ゴールイメージやアウトプットが固まったら、ブレストに必要なロジを確定させる必要があります。特に重要なのは参加者です。

誰をアサインするかがブレストの成果に直結するといっても過言ではありません。

一般的にブレスト参加者の選定ポイントはより多様性があった方がブレストの目的を達成しやすくなります。例えば以下です。

多様なバックグラウンドを持つ方が多い方が相対的にアイデアの量は増えます。是非ブレストの参加者にはこだわりましょう。

ブレストのロジを確定させる

参加者が決まった後に気を遣うべきが「場所」と「時間」です。

ブレストに適した場所とは

日常業務と比較して脳みそを切り替えることでアイデアが出やすくなります。可能な限り普段と場所を変えることをオススメします。物理的に日常業務から切り離してみましょう。

また、一般的に高い場所にいる方がアイデアが出やすくなると言われています。ビルの高層階のレンタル会議室をとる、など場所に変化を加えてみましょう。

ブレストに適した時間は

一般的に午前中がブレストにはオススメです。午前中は脳みそがストレスを一番受けていない時間です。

脳みそは1日を過ごす中で無意識のうちに決断疲れが生じるため、新しいアイデアの発散のためには午前中に設定することがオススメです。同様の理由で週後半よりも週初めのほうがブレストの効果を得やすいでしょう。

以上で準備編の終了です。次は実際のブレスト中のポイントです。

会議編

次に実際の会議におけるポイントを説明していきましょう。

ツールを有効活用する

ブレストにはツールを使うことで効果を高めることができます。逆にこれらがないと一気に効率が落ちるおそれがあるのでツールは有効活用しましょう。

もしオンラインでブレストが必要なら

拠点が異なるメンバーとブレストをする場合はそもそもリアルなツールが必要にならないケースも出て来ると思います。

参考:ユーティリーではオンラインブレストに有効なホワイトボードツールmiroの紹介記事を公開しています。miroはふせんやグルーピングなどの機能があり、まさにオンラインブレストで役立つでしょう。

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個人で考える時間を意図的に作る

十分に時間をとって個人でまず考えてもらう時間をとることは非常に効果的なティップスです。あえて、「お題に関して15分で考えてふせんに書き出してみてください」など指示を出します。

特にブレストの初期にこれを行うことで参加者の集中を一気に高めることができます。

沈黙を恐れず個人で考える時間を最初に作ってみましょう。その後のブレストの質が一気に高まります。

絶対に否定をしない

「絶対に否定をしないこと」はブレインストーミングの鉄則です。ブレストは結論を絞る場ではありません、アイデアを発散させる場です。

否定をすることによってアイデアの発散が妨げられてしまいます。ちょっと外しているなと思っても絶対に否定をしてはいけません。

事前に「絶対否定をしないようにしましょう」などと宣言することは効果的です。

ブレスト時に有効なリアクションは「いいね!」「その視点はなかった!」「おもしろいね」など基本的に発言者を肯定するリアクションに徹しましょう。

アイデアをグルーピングする

どんどん出てきたアイデアは都度整理をする必要があります。整理をすることでより思考が深まったりアイデアのムラを可視化することができます。適当な時間や量になったらアイデアをグルーピングしてみましょう。例えば、ふせんを使う場合は似たアイデアのふせんを近づけたり同じアイデアは被せて整理するなどといったことができます。

グルーピングによりアイデアの偏りが可視化されるため、議論の硬直を防ぐことができます。

必ず次のアクションを明確化する

一通りアイデアが出切ったらブレストの目的の多くは果たされたといっても過言ではありません。出しっ放しで終わるのではなく必ず次のアクションを明確化しましょう。

拡散と収束は必ずワンセットです。収束に向かうネクストアクションの同意をとりましょう。

例えば、「今回出たアイデアをXXの観点で来週まで優先度をつけて持ち寄りましょう」といったイメージです。

 

ブレストの結果は写真に撮る

地味に大事なのがブレストの結果を写真にとることです。散々書きなぐったホワイトボードや個別に使ったメモ用紙などなるべく議論の手触り感を感じるものをそのまま記録に残しましょう。視覚効果とともに思い出すことができるためブレストの結果は写真に撮って振り返ることは非常にオススメです。

以上がブレストを行ううえで大事なポイントとなります。

ブレストに役立つサービス

例えばフリーランスなど何かの事情でブレストの機能をアウトソースしたいというケースが発生するかもしれません。

そんな時に役立つサービスを紹介します。

タイムチケット

タイムチケットは30分単位で時間の売買ができるサービスです。

誰でも自分時間を30分から売買できるサービスとなります。

このタイムチケットで「ブレスト」と検索すると多くのブレストチケットがあります。

 

 

例えば、「アイデア出し、ブレストお手伝いします!」といった出品が多くあります。是非のぞいてみては?登録は無料となります。また、チケットも1時間数千円のものなど手軽なものをあります。

 

 

ココナラ

ココナラは誰でも500円から得意を出品することができるスキルのシェアリングサービスです。

ココナラもタイムチケット同様「ブレスト」で検索すると多くのブレストチケットが出現します。ココナラは最低出品が500円ですので気軽にブレストの依頼を行うこともできるでしょう。

 

最後に

ブレストの効果を高めるポイントはブレストの各フェーズに散らばっていることがお分りいただけましたでしょうか。以上で、「効果的なブレインストーミングを行うために大事な10のこと」を終えます。

ユーティリーでは仕事の効率化を高める様々なお役立ちサービスを紹介しています。よろしければ以下のエントリをご覧ください!

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