現代、多くの人が仕事で使うツールがPCと言えるでしょう。そして、PCのホーム画面と言えるのがデスクトップで、このデスクトップをいかに効率的に活用するかが仕事効率の向上に直結します。本記事では効果的なデスクトップの整理をテーマに、デスクトップ整理のコツやおすすめのデスクトップ整理ソフトについて説明します。
デスクトップ整理3つのメリット
デスクトップ整理には3つのメリットがあります。
1.作業効率が上がる
デスクトップは作業机のようなものです。一時的にファイルを保管したり、素早くタスクを再開したりなど、デスクトップを整理することで作業効率が高まります。一方で、ファイルが乱雑に置かれていたり、よく使うアプリケーションがすぐに開けないような状態では作業質が落ちてしまいます。手数をかけずに、やりたいタスクやファイルをできることがデスクトップ整理のメリットとなります。
2.セキュリティ対策になる
デスクトップ整理はセキュリティ対策に直結します。デスクトップは自分以外の人に偶然覗かれたりする可能性を考慮しなければいけません。ファイルが乱雑に置かれている場合、重要なファイルが一目に触れる可能性があります。また、万が一不審なファイルや挙動があったとしても乱雑なデスクトップではそれらの兆候を見落としてしまう可能性すらあります。
3.PCの起動スピードが上がる
デスクトップアプリケーションのスタートアップ設定はPCの起動スピードに直結します。スタートアップファイルを開きすぎる設定にしているとPC起動は遅くなります。いつも起動に時間がかかると感じる方はスタートアップ設定を確認してみてください。
デスクトップ整理5つのコツ
続いて、デスクトップ整理のコツを5つご説明します。
コツ1.フォルダを作成してまとめる
こまめにフォルダを作成してまとめましょう。プロジェクトや時系列など関連性のあるファイルをフォルダにまとめることで、探す時間が短縮されます。進行中・終了・一時保存のものを分けるような使い方もあります。また、フォルダの命名規則を作って視認性を高める工夫も効果的と言えるでしょう。
コツ2.ファイルをデスクトップに保存しない
そもそもファイルをデスクトップに保存しないという方針も整理に役立ちます。作業時のみデスクトップを活用し、作業が終わったらドキュメントフォルダに格納することでデスクトップはすっきりします。Googleドライブなどのファイルストレージや、パワーポイントやエクセルなどクラウドサービスを使っている場合はデスクトップに置く必要がなくなります。
コツ3.要らなくなったファイルはすぐに消す
要らなくなったファイルは消しましょう。不要なファイルを残すとバージョン管理ができず、重複したり意図せぬミスなどが生じるおそれがあります。
コツ4.不必要なショートカットを残さない
PCによってはデフォルトでデスクトップショートカットが設定されているケースがあります。しかしながら、不要なショートカットが多いのも事実です。一度ショートカットキーを見直してみるのもよいかもしれません。
コツ5.無料ソフトを使用して整理する
デスクトップ整理用の無料ソフトがあります。このようなソフトを活用してデスクトップ整理をするやり方もあります。
おすすめデスクトップ整理ソフト【Mac / Windows】
続いてはおすすめのデスクトップ整理ソフトを紹介します。
Fences
FencesはWindows向けのデスクトップ整理アプリケーションです。Fencesでは、デスクトップに散らばったアイコンを自動でグループ化し、所定の位置に配置してくれる機能があります。フォルダやファイルに瞬時にアクセスできる機能もあり、慣れるとPCの作業スピードが上がること間違いなしです。
ポイント
- Windows向けのデスクトップ整理アプリケーション
- ファイルやフォルダのグルーピングができる
- 1インストール1,478円から
iCollections
iCollectionsはMac OS向けのデスクトップ整理アプリです。iCollectionを使えば、デスクトップのファイルやフォルダをグルーピングできます。iCollectionではこのグループ単位をコレクションと呼びます。コレクションには、名前をつけたり、カラーやスタイルを変更することも可能になります。
ポイント
- Mac向けのデスクトップ整理アプリ
- ファイルやフォルダをグルーピングし、個人用にカスタマイズできる
- 無料でも利用可能
デスクトップを整理するためのマイルールを制定しよう
本記事ではデスクトップ整理について、メリットや整理のコツ、そしておすすめのデスクトップ整理ソフトを紹介しました。デスクトップを整理して、普段の仕事をより効果的に進めていきましょう!