【おすすめツール7選】ウェビナーとは?配信方法や参加方法から、成功させる4つのポイントまで紹介

【おすすめツール7選】ウェビナーとは?配信方法や参加方法から、成功させる4つのポイントまで紹介

  • 最終更新日:2024-12-06
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【おすすめツール7選】ウェビナーとは?配信方法や参加方法から、成功させる4つのポイントまで紹介

GigaCast(ギガキャスト)テレワークが推奨される中で、様々なオンラインサービスが注目されています。そんな中で最近よく耳にするようになったのがウェビナーという言葉です。Web上で行うセミナーをウェビナーと読んでいますが、今までもオンラインでセミナーは実施されてきており、何が違うのかわからないといった方も多いのではないでしょうか。そこで、本記事ではウェビナーの定義にはじまり、ウェビナーを行うメリット、おすすめのツール、ウェビナーを成功させるためのポイントなどを解説します。

ウェビナーとは

ウェビナーの意味

ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語で、オンライン上で実施されるセミナーのことを指します。遠方の人も参加可能だったり、会場の費用がかからないといったメリットがあるので、近年ウェビナーを取り入れる企業も増えてきていたのですが、コロナ禍でオンラインイベントの需要が高まっていく中でさらに注目されています。

ウェビナーと似た言葉にオンラインセミナーやインターネットセミナーという言葉もありますが、基本的にそれらは同じものです。ただ、近年セミナー専用のツールが多数提供されるようになって、以前よりも簡単にライブ配信ができるようになってきました。このように、最小限の設備と専用ツールを使ったオンラインセミナーのことを、ウェビナーと呼ぶことが多いのです。

オンラインミーティングとウェビナーの違い

ツールによって細かな違いがありますが、オンラインミーティング用のツールと、ウェビナー用のツールには設計上の違いあります。一般的に、オンラインミーティングは、すべての参加者が画面共有が可能で、映像や音声をオンにし、お互いの顔を見ながら行う共同のイベントです。一方で、ウェビナーはセミナー運営者となるホストと、講師や登壇者となる指定されたパネリストのみ映像、音声、画面などを共有できるように設計されています。ウェビナー受講者は視聴専用の出席者として参加することになります。ただし、視聴専用の出席者も一方的にセミナーを視聴するだけでなく、チャットやアンケートへの回答などを通じてセミナーに能動的に参加することも可能になっているのが特徴です。

ウェビナーを行うメリット

通常のセミナーではなく、ウェビナーを開催するメリットについて考えてみましょう。

1.受講場所や時間を選ばない

ウェビナーは受講場所を選びません。主催者側は受講者を収容する会場の規模や利用料金・利用可能時間などの調整をする必要はなく、参加者もインターネット環境が整っていれば、どこにいてもセミナーに参加することができます。また、録画配信タイプのウェビナーであれば、受講者は好きな時間にセミナーに参加することができます。

2.コスト削減ができる

通常のセミナーであれば会場を用意するコストやセミナー運営スタッフなどの人件費が発生します。また、セミナー講師や参加者は会場に出向くまでの費用や時間的なコストが必要になります。一方で、ウェビナーは会場の費用を気にする必要はなく、人件費や交通費も最小限に抑えることが可能です。集客に会場の規模は関係ありませんので大規模なセミナーはもちろん、少人数のセミナーにも向いています。

3.集客しやすい

受講場所を選ばないので全国から集客をかけることができます。また、世界各国から集客する国際的なセミナーを開くことも可能です。自宅からセミナーに参加するといったことも可能になるので、今までセミナーに参加する時間を取ることができなかった顧客層が参加する可能性も高まります。

3.講師の時間的・空間的な制約が少ない

例えば、講師に1時間のセミナーを依頼する場合は移動時間も含めて3時間分のスケジュールを押さえる必要がありました。ウェビナーでは、今までお願いすることができなかった多忙な著名人、海外在住の人などにも講師を依頼することが可能になります。また、主催側は講師の移動にかかる費用も削減できます。さらに、講師も同じ空間に集まる必要がないので、豪華な講師陣をセッティングしたり、コラボレーションなども企画しやすいというメリットがあります。

4.他のツールと連動しやすい

プレゼンテーションツール、ホワイトボードツールといった他のツールと連動しやすいのもウェビナーのメリットです。著作権に気をつける必要はありますが、音楽や動画なども活用しやすいという特徴があります。

5.参加者とコミュニケーションを取りやすい

対面のセミナーでの質疑応答は、会場で挙手してマイクで発言するといったスタイルが多く、質問したいけど恥ずかしいと感じる人も少なからずいます。ウェビナーツールは、コメントやチャットも利用できるツールが多いので質問をしやすいという特徴もあります。また、クイズを出したり、アンケートなどを利用して参加者とコミュニケーションを取ることも可能です。

6.見込顧客との信頼関係を構築できる

ウェビナーを開催することで見込顧客と接点を持つきっかけにもなります。自社の商品やサービスを知ってもらうために催すオンラインの施策の中でも、参加者とコミュニケーションを取りやすいイベントとなりますので営業・販促・マーケティングといった側面からも大変有益なのです。

ウェビナーを成功させるための4つのポイント

ウェビナーを成功させるための4つのポイントを紹介します。

ポイント1.配信環境を整える

ウェビナーはインターネットを利用してオンラインでコンテンツを配信します。サーバー等はウェビナーツールのキャパシティですが、自社から配信を行う場合は社内のインターネット環境が大きく影響します。接続の不具合などが生じると、参加者の満足度も下がってしまいます。最悪のケースでは、参加者が離脱せざるを得なく返金を求められることもあり得ます。

また、インターネット環境はもちろんのこと、マイクやカメラ、PCなどのハードウェアもウェビナーの負荷に耐えられるスペックのものを用意しましょう。ウェビナーサービスによっては、配信スタジオなどを利用できるサービスを提供していますので、自社の環境に不安がある場合はそれらを利用することも検討してみましょう。また、セミナーの視聴が快適になるように、騒音・雑音が入らない場所から配信するといった配慮も重要になります。

ポイント2.リハーサルをして配信トラブルがないか確認する

ポイント1とも関連して、事前にリハーサルを行い配信トラブルがないように確認を行っておくことも非常に大切です。

ポイント3.参加者への案内は丁寧に行う

参加者がセミナーを受講する方法も簡単になってきていますが、参加方法の案内は丁寧に行いましょう。利用するツールによって異なりますが、参加者側の受信環境は、動画受信に耐えられる高速な通信環境と比較的ハイスペックなPC、スマートフォン、タブレットといった端末が必要になります。こうした参加者側で用意しなければいけない受信環境については事前に周知しておく必要があります。

また、ツールのインストールやアカウント作成などについても丁寧にサポートする必要があります。ツールに対応するOSやブラウザなども明記しておきましょう。ツールによってはプラグインのインストールが必要になるものもあります。また、ウェビナーには、リアルタイムで中継する方式と録画方式のものがありますが、中継方式では事前にアドレスやパスワードを発行し、開催時間に指定のページにアクセスする必要があります。こうした参加フローについても丁寧な説明・サポートが必要になってきます。

ポイント4.セミナー後のアフターフォローも大切に

プレゼンで使った資料を共有したり録画や録音の一部を公開したりするなどセミナーが終わった後に参加者をフォローしていくこともウェビナーを成功に導くために大切なアプローチです。参加者の満足度が高まれば、リピーターになるユーザーも増え、その後に開催するウェビナー参加者も増えていくでしょう。

ウェビナーにおすすめのツール7選

ここからはウェビナーを行う上で役立つツール7選をご紹介します。

1.広く認知されている-Zoom(ズーム)

オンラインミーティング用のツールとして既に広く認知され、テレワークでも導入している企業も多いZoomもウェビナー向けのサービスを提供しています。Zoomのウェビナーは最大5万人の出席者をサポートしています。また、オンデマンド視聴、レポート作成とアナリティクス、ライブストリーム、フル機能のホストコントロールといった機能が搭載されており、オンラインイベントのコンサルティングサービスを利用できるのも特徴です。すでに有料プランに加入している場合は、有料オプションでウェビナー機能を利用可能です(エンタープライズプランは標準搭載)。

 

【料金】
Zoomのウェビナーは無料プランでは利用できず、プロ、ビジネス、エンタープライズのいすれかの有料プランに加入する必要あり
プロ:月額 1ID 1,600円(有料オプションでウェビナー機能を利用可能)
ビジネス:月額 1ID 2,000円(有料オプションでウェビナー機能を利用可能)
エンタープライズ:月額 1ID 2,200円(ウェビナー機能標準搭載)

メモ

  • 世界中で利用されているWeb会議サービスZoomが提供するウェビナー機能
  • すでにZoomを導入している企業は、有料オプションを追加するだけで利用可能
  • オンデマンド視聴、レポート作成とアナリティクス、ライブストリームなどの機能を搭載

 

ZOOMウェビナープランを詳しくみる

 

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2.大勢の参加者を魅了する-Webex(ウェベックス)

グローバル企業のCisco Systemsが提供するウェビナー用ツールです。参加者は最大3,000人、ストリーミング配信であれば4万人までの参加をサポートしてくれるサービスです。サポートも充実しており、Webex Event、Webex Training、Webex Supportといったコラボレーション製品によって他のソリューションにも対応しています。

【料金】
無料プラン:月額 0円
Starter:月額 1,490円(主催者ごと毎月)
ビジネス:月額 2,980円(主催者ごと毎月)
企業(Enterprise):問い合わせから確認

メモ

  • 世界最大級のPCネットワーク機器開発会社Cisco Systemsが提供するウェビナー用ツール
  • 最大3,000人、ストリーミング配信であれば4万人までの参加者をサポート
  • コラボレーション製品による他のソリューションも充実

 

Webexセミナーソリューションを詳しくみる

Webex(ウェベックス)は、ビジネスパーソン向けのビデオ会議、オンライン会議、クラウド電話サービスです。HDビデオや音声、画面共有がサポートされており、どんな規模のチームにも対応可能な設計がされています。

3.サポートが手厚い-Cocripo(コクリポ)

株式会社イノベーションという国内企業が開発・提供しているウェビナー専用ツールなので、すべて日本語で利用可能で丁寧なマニュアルと問い合わせサポートが充実しています。参加者はURLをクリックするだけで参加できるので操作も簡単です。また、参加者は顔出しなしで利用できるので、プライバシー面も安心なツールです。

【料金】
フリー:0円
ビジネス:月額 33,000円(税込)
エンタープライズ:月額 77,000円(税込)
ビジネス、エンタープライズともに初月は無料で利用可能

メモ

  • 国産のウェビナー専用ツールなので安心して利用可能
  • URLをクリックするだけで参加できるシステムを採用
  • 参加者は顔出しなしで利用できるので、プライバシー面も安心

 

コクリポを詳しくみる

Cocripo(コクリポ)

株式会社Innovation X Solutions

Cocripo(コクリポ)は、ウェビナー(Webセミナー、オンラインセミナー)配信ツールとして提供されています。このツールはウェビナー専用に特化しており、操作が非常に簡単で、参加者にも使いやすい設計となっています。国産ツールであるため、セキュリティが強化されており、充実したサポート体制も整っています。

4.安定した品質-V-CUBE(ブイキューブ)

国産のテレワーク専用ツールです。ビジュアルコミュニケーションツールの企画・開発・販売などを行なっている株式会社ブイキューブが運営しています。「V-CUBEセミナー」というオンラインセミナー専用のサービスを提供する他に、Zoomと連携したウェビナーもV-CUBE経由で利用可能です。

【料金】
V-CUBE セミナー標準搭載+専用スタジオ+配信スタッフによるトータルサポート込みで、1開催35万円から利用可能。システムの提供のみも可能。詳細は問い合わせから確認できます。

メモ

  • 国産のテレワーク専用ツール
  • 専用スタジオの利用や配信スタッフのトータルサポート込みで利用可能
  • V-CUBE経由でZoomと連携したウェビナーも可能

 

V-CUBEを詳しくみる

V-CUBE(ブイキューブ)

株式会社ブイキューブ

V-CUBE(ブイキューブ)は、オンラインイベント、ウェビナー、Web会議などのソリューションを提供しています。展示会、説明会などのイベントのライブ配信や、テレワークに必要な個室型ワークブース「TELECUBE」、Web会議・テレビ会議(TV会議)など様々なソリューションを通じて、企業のコミュニケーションDXをサポートしています。

5.「業務に使える高性能」×「低価格」-GigaCast(ギガキャスト)

日本のIT系ベンチャー企業であるロゴスウェア株式会社が開発したウェビナー専用ツールです。「業務に使える高性能」×「低価格」を売りにしているので、有料サービスの中でも導入しやすいツールの一つです。料金体系も共有クラウドは、プリペイド制、月額固定(ポイント発行方式)、月額固定(時間指定プラン)の3つから選択できるので、利用目的や用途に合わせて最適なプランを選ぶことができます。また専用クラウドのサービスも提供されており、こちらは従量課金制で利用可能です。

【料金】
◉共有クラウド
プリペイド制:1セミナー 28,000円〜
月額固定(ポイント発行方式):月額 9,800円〜
月額固定(時間指定プラン):月額 48,000円〜
◉専用クラウド
従量課金制:問い合わせから確認

メモ

  • 日本のIT系ベンチャー企業が開発したウェビナー専用ツール
  • 複数の料金体系からプランを選択可能
  • 専用クラウドのサービスも提供されている

 

GigaCastを詳しくみる

GigaCast(ギガキャスト)

ロゴスウェア株式会社

LOGOSWARE GigaCast(ギガキャスト)は、インターネットを使用したライブセミナー配信システムです。企業が業務で使用するために開発され、高性能で低価格を実現しています。モバイルにも完全対応し、業務に使える高性能なシステムを提供しています。

6.国産のウェビナー用ツール-LiveOn(ライブオン)

国産のウェビナー用ツールです。ビジュアルコミュニケーションシステムの開発・販売などを行なっているジャパンメディアシステム株式会社が提供しています。料金も完全定額制で月額3,000円で利用可能です。また、クラウドではなくオンプレミスで利用可能なサービスも提供されているので、カスタマイズ性を重視したり情報漏洩等のセキュリティ面を気にする企業にもおすすめできるサービスの一つです。

【料金】
ASP版(クラウド/SaaS型):月額 3,000円
イントラパック版(オンプレミス型):問い合わせから確認
※14日間の無料トライアルあり

メモ

  • 国産のウェビナー用ツール
  • 完全定額制で月額3,000円で利用可能
  • オンプレミスで利用可能なサービスも提供

 

LiveOnを詳しくみる

LiveOn(ライブオン)

ジャパンメディアシステム株式会社

LiveOn(ライブオン)は遠隔作業支援システムで、ウェアラブル端末(スマートグラス)を通じて現場作業員をリアルタイムで支援・指導できるサービスです。作業の邪魔にならず、熟練者が離れた場所から若手の作業を支援することが可能で、人手不足の解消や業務効率化に貢献します。

7.セミナー・イベントと連動できる-ネクプロ

ウェビナーマーケティングや動画制作支援サービスを行う株式会社ネクプロが提供するウェビナー専用ツールです。同社がコンセプトに掲げるウェビナーマーケティングとは、オンラインセミナーとオフラインセミナーを一体化したマーケティングを行うしくみです。通常のセミナー・イベントと連動してウェビナーの集客をかけるといった方法もサポートしているのが特徴です。会場とWebの同時中継によって2倍以上の集客実績もあるそうです。

【料金】
ライトプラン:初期設定費 0円/月額使用料 5,000円〜
ウェビナーを中心としたコンテンツマーケティングを効果的に行う場合は、スタンダードプラン、プレミアムプラン(月額 48,000円〜)がお勧めされています。料金プランの詳細は資料請求で確認することができます。

メモ

  • ウェビナーマーケティングに特化したウェビナー専用ツール
  • オンラインとオフラインを一体化させたウェビナーマーケティングをサポート
  • 会場とWebの同時中継によって2倍以上の集客実績もあり

 

ネクプロを詳しくみる

ネクプロ

株式会社ネクプロ

ネクプロは、ビジネスパーソン向けのオンラインサービスで、プロジェクト管理やタスク管理を効率化するためのツールです。チームのコミュニケーションを強化し、業務の進捗を一元管理することができるため、多岐にわたる業種で利用されています。

まとめ:ツールを導入してウェビナーを始めてみよう

ウェビナー用のツールは有料サービスが基本となりますが、リーズナブルな価格で利用できるサービスやプランもあることが紹介したおすすめツールのサービス内容からも分かったと思います。コロナ禍で各種イベントの開催に制限がかかっている今だからこそ、おすすめしたい施策の一つなので本記事を参考にして、ぜひ導入を検討してみてください。

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